現在、8歳、3歳、1歳の子どもがいます。平日、子どもたちは小学校と保育園に行っていますが、問題は全員が休みの土日。わが家は夫が土曜日出勤のため家におらず、土曜日は1日中ひとりで家のことも子どものこともこなさなければなりません。そんなときにPMS(月経前症候群)が襲ってくると、本当に最悪です⋯⋯。
PMSのさまざまな症状
私の場合、生理前になると気分が落ち込む、イライラするなどの精神的な変化に加えて、疲れやすくなる、眠気に襲われる、肌荒れ、頭痛、腰痛、だるさなどの身体的な不調も現れます。
年齢のせいもあるかもしれませんが、これらの症状が第3子出産後はさらにひどくなったように感じます。平日はずっと仕事と家事に追われていて、その疲れもあるかもしれません。週末は子どもたちと楽しみたいところですが、生理前だととにかくイライラしてしまい、ちょっとしたことで怒ったり怒鳴ったりすることが増えてしまいました。
私がとった対策は⋯?
「これはいかん⋯⋯」と感じ、まず試したのは漢方薬。PMSの症状を緩和させるという、市販の漢方薬を飲んでみました。結果、飲んでいないときよりは症状が落ち着いているような気がします。「私は漢方を飲んでいるから大丈夫」という安心感があるのかもしれません。生理周期も元に戻ってきつつあります。
また、無理やり公園や児童館に行ってみることもありました。本当は引きこもりたいところですが、家にいたところで当然ゆっくりできませんし、子どもの言動や残った家事が目についてしまいます。そのため、できるだけ外に連れ出すほうが、お互いに気が紛れてラクになるということがわかりました。
無理をしないことも大切
また、子どもたちにも「ごめんね、ママ今日はちょっと体調がよくないんだ」ときちんと話すようにしています。そうすることで、「ママは具合がよくないから⋯⋯」と子どもたち同士で協力してくれたり、手伝ったりしてくれることが増えました。ひとりで抱え込まず、家族にきちんと話すこと、無理をしないことも大切だと実感しました。
生理や生理前の症状は出産を機に変わることがあると、身をもって感じました。男性にはなかなか伝わらないつらさがあるので、症状が強いときは無理をせず、家族にもきちんと話し、手を抜けるところは抜こうと感じました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:松本寛子
3児の母。結婚を機に地方へ引っ越し出産。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。