他人を陥れて守った立場
彼女は自分がパートにならないために、他の社員に濡れ衣を着せて仕事を奪ったり、パートになることに戸惑い涙を見せていた社員に強く当たったりしていました。
さらに、他の正社員を辞めさせ、自分と親しい同職種の経験者を上司に紹介し、パートとして入社させるなど、職場の人間関係は次第にゆがんでいきました。誰もが本音を言いづらい空気が広がっていたと思います。
私に降りかかった現実
私もその影響を受けました。彼女が上司に何かを伝えたようで、ある日突然仕事を外されました。代わりに任されたのは草むしりで、それが1カ月ほど続きました。
転職したばかりの私は状況を理解できないまま、ただ黙々と作業を続けるしかありませんでした。悔しさと虚しさを抱えたまま、やがて退職を決意しました。
退職後に聞いた話
退職してしばらくたったころ、偶然元同僚から近況を聞く機会がありました。例の彼女は正社員として残ったものの、パート社員がいない時間帯は休日に出勤して仕事をしているそうです。助けが必要でも、無理にパートへと立場を変えられた元正社員からは「私はパートなので」と協力を断られることもあると聞きました。
さらに、自分が引き入れた親しい人も期待ほどには仕事ができなかったようですが、契約上パートとして迎え入れた手前、強く言えない状況だそうです。
日々体調を崩し、いろいろな病院に通いながら、さまざまな薬を服用してかろうじて仕事を続けているとのことでした。
まとめ
あの職場での出来事を振り返ると、自分だけを守ろうとする行動は、いずれ自分を追い込むことにつながるのだと感じました。人との関わり方をどう選ぶのか。その積み重ねが、未来の自分に返ってくるのかもしれません。これからは目先の損得だけで動くのではなく、周囲との信頼を大切にしながら働いていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:百目鬼律/30代女性・主婦
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)
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