理想すぎた彼との日々
彼はメイクやファッションが好きで、自分のスタイルをしっかり持っている人でした。デートではデパコスを見て回ったり、お気に入りのショップで洋服を選んだりするのが定番。
それまで私は、自分の買い物に付き合ってくれる彼氏とばかり付き合ってきたため、彼の買い物に私が付き合うのがとても新鮮で、「こういうデートもいいな」と楽しんでいました。
性格も穏やかで、周囲からも「イケメン」「おしゃれ」と言われる彼のことが大好きでした。
彼のひと言で楽しいデートが一転…
ある日、いつものようにデパートへ行き、コスメをいろいろと見ていた際のことです。あるブランドのビューティーアドバイザー(BA)さんに相談しながら商品を見て回っていました。
彼が購入を決め、会計とラッピングをしてもらっているとき、BAさんがにこやかに
「お買い物に付き合ってくれるなんて、素敵な彼氏さんですね」と声をかけてくれたのです。
すると、即座に「これ、俺のです」と彼。
その場の空気が少しだけ止まり、BAさんも「それは……大変失礼いたしました。とてもお似合いだと思います」とフォローしてくれました。
まさかの展開に…店内が騒然
しかし、そのやりとりをきっかけに、彼の表情が一変してしまったのです。
突然、「男がメイクするのってダメだと思ってますよね?」と強い口調で問い詰め、BAさんが否定しても、彼の怒りは収まりませんでした。
私は何度も「もうやめよう」と止めましたが、彼は聞く耳を持たず、店内は一気に気まずい空気に。ついには責任者の方が出てくるほどの騒ぎになってしまいました。
最終的に彼は「そんなんでBAやってて恥ずかしくないんですか? もっと自分磨きしたほうがいいですよ」と吐き捨て、その場を後にしました。
その瞬間、私はそれまで見えていなかった彼の一面を知った気がして、気持ちがすっと冷めていくのを感じました。そして、この出来事をきっかけに、私は彼との関係を見直すことになりました。
彼のことを思うと、BAさんの言葉にムカッとして何か言ってやりたいという気持ちがあったのだろうと思います。しかし、あのときは周囲にお客さんもたくさんいましたし、彼は一方的にBAさんに暴言のような言葉を投げかけていて、配慮はまったくなかったと感じてしまいました。
周囲への配慮や思いやりが欠けている人とは、私の場合「関係は長く続かないだろう」と思ってしまいました。そしてこの出来事を通して、私自身も改めて「相手を思いやる姿勢」を大切にしなくてはと感じることとなりました。
著者:望月裕華/30代女性・2児のママ。独身時代にキャバ嬢、街コン、婚活などを経験。その経験を基に、現在は恋愛や過去の体験談を執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
※AI生成画像を使用しています
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