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「主婦は責任感がない」と見下す課長。不在時のピンチを救い、放った冷静なひと言とは【体験談】

事務のパートとして働いていたころ、職場にはパート社員にだけ厳しく当たる課長がいました。少しのミスでも大きくため息をつかれ、嫌みのように聞こえる言葉を向けられることもあり、そのたびに気持ちは沈みました。それでも、家計のためと思って働き続けていたのです。そんなある日、これまで抱えてきた悔しさやもやもやが、一気に晴れる出来事が起こりました。

パート社員にだけ厳しい課長

私の職場にいた課長は、特にパート社員に対して強い口調で接することが多い人でした。少しのミスでも大きなため息をつき、「主婦は責任感がない」といった言葉を口にすることもあり、私はそのたびに悔しい思いをしていました。

 

反論したい気持ちがあっても、波風を立てたくないという思いもあり、日々ぐっとこらえて仕事を続けていました。

 

締め切り直前に起きた職場のざわつき

ある日、課長が担当していた重要な資料の締め切りが迫っていたにもかかわらず、本人は外回りから戻らず、必要なデータも共有されていませんでした。

 

そのうち、部長から私のところにも「資料はまだか」と問い合わせが入り、社内がざわつき始めました。どうしたらいいのかと思いながら課長のデスクを確認すると、USBメモリーの中に必要なデータが入っているのを見つけました。私は迷いましたが、状況を考えて課長に留守番電話にメッセージを入れた上で、急いで資料を仕上げ、部長に提出しました。

 

 

冷静に返したひと言

しばらくして課長が戻ってくると、開口一番、「勝手に俺のデータを触るな。責任が取れるのか」と怒鳴られました。突然のことに驚きましたが、ここで感情的になってはいけないと思い、私は深呼吸してから落ち着いてこう伝えました。

 

「部長から提出を求められたとき、課長は不在でした。私は課長の代わりに、今必要な対応をしただけです。問題があるなら、部長の前で一緒に確認しましょうか?」

 

すると課長は一瞬言葉を失ったように固まり、「……いや、いい」とだけ言って席に戻っていきました。

 

その後、部長からは「助かった」と声をかけられ、周囲の社員からも「よく言ったね」と言われました。それ以来、課長が私に強く当たることはほとんどなくなり、むしろ以前より丁寧な態度に変わっていったのです。長い間、胸の中にたまっていたもやもやが、ようやく晴れた気がした瞬間でした。

 

まとめ

あの出来事を通して感じたのは、理不尽な態度に対して、ただ黙って耐えるだけでは何も変わらないことがあるということです。もちろん、感情のままぶつかるのではなく、事実を整理して冷静に伝えることが大切なのだとも実感しました。あの日に返したひと言は、私にとって大きな自信につながりました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:佐藤真理/50代女性・主婦

イラスト:マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

 

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シニアカレンダー編集部

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