生理周期が急に短くなった
以前は28日周期できちんと来ていた生理が、2〜3年前から20日前後に短くなり、月に2回来ることもありました。若いころは子宮筋腫(しきゅうきんしゅ/子宮にできる良性の腫瘍)で出血量が多く苦労しましたが、量が減っても周期が不安定になると落ち着きませんでした。
血液検査で判明した病気
周期が短くなってしばらくして受けた血液検査で、貧血が見つかりました。生理の周期が短くなることで、鉄欠乏性貧血になっていたようです。
貧血の治療で体調が改善
その後内科で治療を受け、貧血を改善することができました。持病のため定期的な検査をしていたおかげで、深刻な体調不良に陥る前に改善できたのは幸運でした。
今回、私の場合、婦人科ではなく内科の血液検査で体の状態を知ることができました。普段から体調を知っているかかりつけ医の存在は心強く、早めの対応で回復も早かったのだと感じています。
まとめ
生理周期が短くなることは、単なる年齢のせいだと思って見過ごしがちです。しかし、私のように頻回な生理が隠れた貧血を招くケースもあるのだと身をもって知りました。
婦人科の悩みであっても、信頼できる内科のかかりつけ医に相談し、血液検査を受けたことが早期回復の鍵となりました。自分の体の「いつもと違う」というサインを大切に、ささいな変化でも専門家に相談する安心感を大切にしたいと思っています。
医師による解説:更年期前後は頻発月経に注意
閉経前後は月経周期が乱れやすい時期ですが、中には治療が必要な病気が隠れていることもあります。周期の変化や貧血との関係、受診の目安について産婦人科医が解説します。
「更年期のせい」と決めつけないで
閉経が近づくと卵巣の機能が低下し、女性ホルモンのバランスが乱れることで、生理周期が24日以内と短くなる「頻発月経(ひんぱつげっけい)」が起こりやすくなります。
一方で、こうした月経周期の変化や出血の背景に、子宮体がん(子宮の内膜にできるがん)や子宮内膜ポリープ、子宮筋腫などの器質的な病気が隠れていることもあります。自己判断せず、まずは婦人科で、その出血がホルモンバランスによるものなのか、病気によるものなのかをしっかり確認してもらうことが大切です。
月経回数の増加が貧血につながることも
1回の経血量が少なくても、月に2回生理が来ると体内の鉄分は想像以上に失われます。その結果、鉄不足が進み、貧血につながることがあります。
一般的な血液検査でヘモグロビン値が正常範囲内でも、体内の貯蔵鉄を示すフェリチンが低下している「鉄欠乏の状態(いわゆる隠れ貧血)」が見られることがあります。生理回数が増えて疲れやすさやだるさを感じる場合は、医師に相談し、必要に応じてフェリチン値も含めて状態を確認してもらうとよいでしょう。
内科と婦人科の連携を
貧血の検査や治療は内科でも可能ですが、その原因として子宮筋腫の有無やホルモンの変化などを確認できるのは婦人科です。今回の体験談のように、内科での検査をきっかけにしつつも、婦人科での診察も併せて受けることが、健康を守る上で大切です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:國見幸太郎先生(山城公園レディースクリニック 院長)
著者:本田美恵子/60代女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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