2歳のレン君は、些細なことで癇癪を起こして泣きわめく「イヤイヤ期」の真っただ中。アイさんは頭ごなしに叱らず、なるべく穏やかに向き合う育児を心がけています。同居中の義母に息苦しさを感じることはあるものの、やさしく誠実な夫・マコトさんとの生活に幸せを感じていました。
ある日、義母が買ってきた襟付きの洋服をレン君が嫌がり大泣き。アイさんが謝罪すると、義母から「甘やかしすぎ」「このままだと将来苦労するわよ~」と言われてしまいます。さらに義母は、自分の「厳しい子育て」を引き合いに出し、アイさんのしつけを暗に批判。するとマコトさんは「そんな子育て論は聞きたくない」と、義母を厳しく注意します。
いつも穏やかなマコトさんの曇った表情が、アイさんは気がかりで……。
子育ての話題に表情を曇らせる夫










マコトさんは普段から、子育ての話題を嫌がり、避けるところがありました。義母の子育て論を聞いたアイさんは、マコトさんが幼少期を思い出すことに抵抗があるのではないかと考えます。
ようやくレン君も泣き止み、気まずい雰囲気のまま朝食をとることに。アイさんは、義母に言われた「レンに甘すぎる」という言葉が引っかかり、まるで虐待もいとわないほど厳しい子育てを望まれているようで、モヤモヤしてしまいます。
教育方針について夫婦で話し合いたいと思うものの、マコトさんから触れられたくないような雰囲気を感じ、それ以上聞くことができなかったのでした。
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夫であるマコトさんが理解を示してくれたのは、心強かったですね。義母は「厳しい教育」として話していましたが、叩くなどの暴力をふるうことや、食事を与えないことは、しつけではなく虐待にあたる行為です。体に傷が残るような暴力だけでなく、食事を抜く、長時間放置する、暴言で心を傷つけるといった行為も、子どもの心身に大きな影響を与えるおそれがあります。
どんな理由があっても、子どもを傷つける行為が正当化されることはありません。周囲の大人も「しつけだから」と見過ごすのではなく、子どもが安心して過ごせる環境を守っていきたいですね。
また、アイさんはマコトさんの様子を敏感に察し、心の傷に無理に触れないよう配慮しました。夫婦だからといって、相手が話したがらないことに踏み込みすぎるのではなく、気持ちに寄り添う姿勢を大切にしたいですね。
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桃津もっち
