珍しく参加した歓迎会
夫は10歳年上の電気工事士です。真面目で穏やか、これまで大きなトラブルもなく過ごしてきました。
普段はほとんど飲みに行かない人ですが、その日は会社の新入社員歓迎会に参加し、二次会まで出席したそうです。帰宅したのは午前2時ごろだったようで、私はすでに眠っていました。
土下座の理由
翌朝、夫は寝室ではなくリビングのソファでうなだれていました。二日酔いかと思いましたが、「昨日は楽しかった?」と何げなく声をかけました。その瞬間、夫はいきなり土下座しました。
理由を聞くと、二次会で人生初のキャバクラに行ったとのことでした。料金の仕組みも知らないまま、先輩という立場もあり、後輩にどんどん飲ませていたそうです。
夫は会計を自分が払うつもりでいたようですが、提示された金額は総額80万円以上でした。酔いは一瞬でさめたそうですが、支払わないわけにはいきません。現金は足りず、生活費の口座から引き落とされるカードで支払ったと聞き、怒りが込み上げました。
家計と信頼の揺らぎ
ぼうぜんとする私の前で、夫はひたすら謝り続けました。怒りは収まらず、離婚の話にまで発展しましたが、請求は待ってくれません。結局、支払いは家計から出すことになりました。
この一件をきっかけに、夫には高額利用ができないカードのみ渡し、その後半年間、お小遣いもなしにしました。現在は夫の口座から直接引き落とされるデビットカードのみです。
まとめ
あの出来事を通して、お金の問題は金額だけではなく、判断や責任感の問題でもあるのだと痛感しました。信頼している相手だからこそ、きちんとルールを決めておくことの大切さを学びました。これからは夫婦で納得できる管理の仕方を話し合いながら、同じ失敗を繰り返さないようにしていきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:中野朝子/40代女性・会社員
イラスト:藤まる
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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