院長から定時間際にわざと大量の仕事を押し付けられたり、希望していた研修メンバーから外されたり、さらにはボーナスもカットされたりと、理不尽な仕打ちを受け続けるみささん。先輩のツボ田さんからも、院長と一緒になって嫌味を言われるようになります。
しかし、みささんは気を取り直し、目の前の仕事に集中することに。
認知症の佐藤さんから「最近、医療費が高くなった」と言われたことが気になり、請求内容をたしかめます。すると、不要な加算がされた水増し請求が発覚!
院長とツボ田さんの共謀を疑うみささんは、悩んだ末に、院長の父親である理事長への告発を決意するのでした。
みささんは、教育研修の講師が理事長だと知り、「わかってくれるかもしれない」と希望を見出します。そして、まずは参加を却下されてしまった研修になんとしても参加するため、診察中の院長のもとへお願いに行きます。
あえて診察中を狙った理由は…
















研修参加への再三のお願いを院長に否定されても、負けじと声を上げたみささん。
「この病院に貢献したいんです!」
「教育研修に行かせてください!」
その声は診察室から待合室にまで響き渡り、慌てたスタッフが「患者さんが騒いでいます」と飛んできます。
院長がみささんに謝罪するよう怒鳴りつけたそのとき、「研修に行かせてあげたら?」という患者さんが現れました。
「その言葉を待ってました!」
みささんは、この状況を狙って、あえて大声で院長にお願いをしたのでした。
▼みささんは何度断られても諦めず、「どうすれば声が届くのか」を考え、行動を起こしました。とはいえ、診療中に患者さんを待たせてしまうことは、本来あってはならないことです。それほどまでに、みささんは追い詰められ、声を上げざるを得ない状況に置かれていたのでしょう。だからこそ、ここまで事態がこじれる前に、職場内で相談できる体制や、外部の相談窓口などへと繋がることができる環境が必要だったのだと感じます。
理不尽な扱いを受け続けると、ひとりでは冷静に判断することが難しくなるもの。違和感を覚えた時点で、記録を残したり、信頼できる人や専門窓口に相談したりすることも、自分を守るための大切な一歩です。一人で抱え込まず、各都道府県の労働局に設置されている「総合労働相談コーナー」などの外部窓口を頼ることも、自分を守るための選択肢として知っておきたいものですね。
こっしーさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
こっしー
