ドライバー要員として呼ばれた家族旅行
私は在宅で仕事をしているのですが、急な用事で義家族に呼び出されるのは日常茶飯事。義姉に急用ができれば、私が仕事を調整して甥っ子の幼稚園のお迎えに行き、義母も自分のお出かけを優先して、何でも私に押しつけてきます。
そして今回、初めて家族旅行に誘われました。私以外は車の運転に不慣れなので、ドライバー要員としてですが……。それでも、連休に良い宿へ泊まれるうえ、費用は義母持ちと聞いていたので、私は頑張って運転しました。
しかし到着してみると、とんでもないことが発覚。私の予約だけ、入っていなかったのです。義母は宿泊予約システムの不具合か、宿の人のミスだと言っていましたが、あの様子からすると、確実に仕組まれたことだと思います。
「野宿でもしたら?」義母の暴言に反撃
義母はわざとらしく、こう言ってきました。
「家族旅行なのに、あなただけ泊まれなくてごめんなさいね」
「野宿でもしたらどう?」
宿の駐車場での車中泊は禁止されていたため、近くの宿を探すことも考えましたが……。
「私は車で帰ります。お義母さんは歩いてどうぞ♪」
「息子と結婚させてあげたのに、生意気な態度ばかり。離婚させる!」と義母に脅されましたが、望むところです。もう堪忍袋の緒が切れました。この機会に、義家族には話していない夫の秘密もバラそうと思います。
義母が知らなかった“自慢の息子”の秘密
翌朝、私が帰ったことに激怒した義母は「迎えに来い」と命令してきました。それを私が拒否すると、また離婚をちらつかせてきます。夫にはすっかりうんざりしていたので、こちらとしても助かると伝えると、義母は「やさしくて気が利く息子に、何の落ち度があるのか」と突っかかってきました。
実は夫には秘密があります。義家族には内緒にしていますが、借金を抱えており……。現在、その借金を私が肩代わりして、毎月いくらか返しているのでした。
というのも、夫はお金の件でこれまで勤めていた会社を退職し、現在は別の会社で契約社員として働いています。給料はぐっと減りましたが、義家族はそのことを知りません。
何も知らない義母は、毎月のように私からの仕送りを受け取っていました。そこで私は、夫の借金を返し、義母に仕送りをしているのは“私”だと告白。なんだか少しスッキリしました。
仕送りも手助けも失った義家族の末路
結局、義家族と夫は何時間もかけて帰宅。連休中で新幹線にも空きがなく、電車を乗り継いで帰ってきたようで、ぐったりしていました。
すべての事情を知った義母は大慌てで「一度会って話しましょう」と言ってきましたが、私にはもう話すことなんてありません。謝罪を受け入れるつもりもなく、離婚一択。夫はなかなか離婚に同意してくれず大変でしたが、最終的には弁護士を通して離婚が成立しました。
その後、義母への仕送りはストップ。甥っ子の面倒を誰が見るのかで揉めるようになり、家族の仲も悪くなったそうです。夫は借金の返済に苦労しており、かなり疲弊していると共通の知人から聞きましたが、私は本当に都合よく使われていたのだと、今さらながら実感しました。
新婚だから離婚なんてできないと、自分自身に呪いをかけていましたが、思い切って別れを選んで本当に良かったです。これからは自分の幸せを大切に、前を向いていきます。
◇ ◇ ◇
家族だから、嫁だからという理由で、一方的に負担や我慢を押しつける関係は健全とは言えません。一方で、夫が妻の気持ちを理解し、きちんと向き合っていれば、ここまで関係が悪化する前に防げたこともあったのかもしれません。近しい関係だからこそ、思いやりや感謝の気持ちを忘れずに暮らしたいですね。
【取材時期:2026年5月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※一部にAI生成画像を使用しています。