気温も湿度も高い梅雨時に注意したい野菜
梅雨の時期、スーパーの売り場でも特に気を使うのが葉物野菜や果菜類です。
湿度が高いとカビが発生しやすくなるだけでなく、細菌が増えやすくなります。
この時期に野菜を選ぶ際は、いつも以上に細かなチェックが必要になります。
キャベツやレタスは要注意

雨の翌日はキャベツやレタスの外葉や葉の内側をしっかりチェックしてください。
雨が降った翌日に収穫されたキャベツやレタスには注意が必要です。
これらの野菜は、葉と葉の間に雨水が入り込みやすい構造をしています。
外葉がきれいでも、中に溜まった水分が原因で、1枚めくるとひどく傷んでとろけているなんてことは珍しくありません。
お店で見分ける際は、まずは外葉の中を確認してください。
その他の葉物野菜にも要注意

ほうれん草や小松菜などのデリケートな葉物野菜も、梅雨時は傷みが早いです。
袋の中に水滴が溜まっているものは、その水分が原因で、葉がとろけるように傷んでしまうことがあります。
購入する際は、葉先までピンと張っているものを選び、袋の中に余計な水分がないかを確認してください。
持ち帰った後は、キッチンペーパーで水分を拭き取ってから保存すると長持ちしますよ。
果菜類も気をつけて

きゅうり、なす、ピーマンといった果菜類も油断できません。
特にきゅうりは水分に弱く、湿度が高いと表面に白いカビが生えたり、端からやわらかくなったりします。
なすやピーマンも腐りやすい季節なので気をつけてください。
なすは表面にハリとツヤがあり、持ったときに弾力があるものを選びましょう。
ピーマンは4〜5個入っているうちの1つが傷んで溶けていた、なんてことも。
お店の人も真剣に鮮度チェックをしているとは思いますが、なにせこの時期は鮮度劣化が異常に早いので、消費者もセルフチェックをして購入するとハズレを引く確率がグンと下がります。
逆に"梅雨時"こそ積極的に買いたい野菜
傷みやすい野菜がある一方で、天候に左右されにくく、比較的安定した品質で手に入りやすい頼もしい味方もいます。
梅雨時の献立には、これらの野菜を上手に取り入れるのが節約と時短のコツです。
工場生産の野菜は品質が安定している

雨続きで野菜の価格が高騰したり、品質が落ちたりしたときの強い味方が、もやし、かいわれ大根、ブロッコリースプラウト、工場生産のフリルレタスなどです。
これらは室内の徹底した管理下で育てられているため、外の天候や湿度の影響をほとんど受けません。
比較的価格や品質が安定しやすく、衛生管理された環境で育てられるものも多いため、梅雨時の食卓に取り入れやすい存在です。
また、きのこ類もおすすめです。
市販の栽培きのこには人工栽培のものが多く、冷凍保存もできるため、まとめ買いしておくと家事の負担を減らせます。
土物野菜も比較的品質が安定しやすい

じゃがいも、玉ねぎ、にんじんといった土物野菜は、葉物野菜に比べて保存性が高く、梅雨時でも品質が崩れにくいのが特徴です。 ただし、他の季節と比べると傷みやすいことには変わりません。
玉ねぎは湿気が多いと傷みやすいため、ネットに入れて風通しの良い場所に吊るすか、冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。
にんじんも、保存状態が悪いと溶けてしまうことが時々あります。
とはいえ、葉物野菜などに比べると鮮度持ちは良いので、土物野菜、工場野菜をベースにした献立を組むことで、買い物に行く回数を減らし、無駄な出費を抑えることができます。
「梅雨時に失敗しない野菜の選び方」今日から覚えておいて

梅雨時の野菜選びは少しコツが必要ですが、ポイントさえ押さえれば鮮度の良いものを見分けることができます。
水分を含みやすいレタスやキャベツは外葉や葉の内側をチェックし、傷みやすい時期だからこそ、品質が比較的安定しやすいもやしや土物野菜を賢く活用しましょう。
毎日の食事作りが少しでも楽しく、そして家計に優しくなるように、ぜひ明日からの買い物に役立ててみてくださいね。
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