交差点で突然発進した車
高校時代、私は自転車通学をしていました。部活帰りに自転車に乗り、友だちと2人で帰宅していたときのことです。交差点に差しかかったとき、私の左側に車が停まっていました。
前を走っていた友だちが先に交差点を通り過ぎ、私が続いて進んだ瞬間、その車が突然発進してきたのです。避ける間もなく、私はそのまま車にはねられてしまいました。
気付くと、私は道路の中央線の上に倒れていました。一緒に帰っていた友だちや、対向車の方が駆け寄ってくれて、私を道路脇の路肩まで移動させてくれました。
人生で最初の救急車
加害者の方が救急車を呼んでくれ、私は病院へ搬送されることになりました。しかし、近くの病院には次々と受け入れを断られてしまいます。結局、事故現場から1時間近く離れた病院まで運ばれることになりました。
意識もあり、会話もできていたからかもしれません。これが、今のところ、私の人生で最初で最後の救急車です。病院に着いてからも、友だちが心配して電話をくれました。処置室で待たされている間に電話に出ていたのですが、後から看護師さんに「病院内では電話をしないでください」と注意されたこともよく覚えています。
まさかの3日で退院
その後、私は学校の授業についていけなくなるのが不安で、3日で退院しました。しばらくは松葉づえ生活です。あまりにも退院が早かったため、部活の顧問の先生は私がまだ入院していると思ってお見舞いに来てくれたそうです。ところが、そのころにはすでに退院していたため、病室には誰もおらず驚かれたと聞きました。
まとめ
当時は「早く学校に戻らなきゃ」という一心で3日で退院してしまいましたが、今振り返ると、命があったのは本当に幸運なことだったと実感しています。事故は、どれだけ自分が気を付けていても、相手の予期せぬ動きで一瞬にして起こるものです。
今は親になり、自転車で通学する子どもを送り出す立場になりました。当時の経験を教訓に、子どもには「車は急に動き出すかもしれない」という予測運転の大切さを、日々伝えていきたいと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:松本はるか/40代女性・会社員
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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