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弟「兄より俺を選ぶって!」恋人略奪→数カ月後、弟が青ざめた元カノの本性とは!

私は中堅の人材派遣・イベント運営会社で働く会社員です。現在は、同じ職場で苦楽を共にしてきた同僚である妻と結婚し、穏やかで笑顔の絶えない毎日を送っています。しかし、思い返せば数年前の私は、現在の平和な日常からは想像もつかないような、身内の理不尽なトラブルに巻き込まれていました。

優秀な弟からの突然の「略奪宣言」と、自己中心的な元恋人

当時、私には交際している女性(元カノ)がいました。彼女は非常に束縛が激しく、私の携帯のGPSを常に監視したり、職場の飲み会や残業にまで執拗に文句を言ったりするような性格。正直なところ、私は彼女の顔色をうかがう日々に疲れ果て、関係をどう清算すべきか悩んでいました。

 

そんなある日、実家に帰省すると、大手イベント会社に勤めるエリートの弟が、元カノを隣に座らせて待っていたのです。


「悪いね、俺たち結婚するんだ。兄貴より、一流企業で将来有望な俺の方がふさわしいって彼女が選んだからさ」


得意げに略奪宣言をする弟に、私は一瞬言葉を失いました。しかし、すぐに「これでようやく別れられる」と内心ホッと胸を撫で下ろしたのです。悔しいふりをしつつも、私は「そうか……。でも、奪ったからには、何があっても彼女を幸せにしろよ」とだけ告げ、早々に実家を後にしました。

 

業務に支障をきたす元カノの暴走。私に舞い込んだ「反撃のチャンス」

それから数カ月後、突然、弟が血相を変えて電話がかけてきました。

 

「兄貴、俺を騙したな!? あいつの束縛、異常すぎるぞ! 残業も接待も禁止されて、仕事にならない!」


話を聞くと、なんと休日に弟の仕事用携帯に取引先から電話がかかってきた際、元カノが勝手に応答し「休日に彼氏を働かせないでください!」「あなたのこと夫も大迷惑って言ってました。これ以上働かせるなら訴えますよ!」とヒステリックにめちゃくちゃなクレームをつけてしまったのです。どうやら元カノは俺と別れて弟だけになった途端、本性を現したようでした。


その取引先は、以前私が別の案件で担当し、個人的に私の仕事ぶりを評価してくださっていた社長の会社でした。今回は規模が大きいため会社の規定で弟の大手企業に依頼していたそうですが、この1件で社長は激怒し、3カ月後に控えていた大型イベントの契約を即座に白紙撤回しました。


そして、社長から直接「急な話で申し訳ないが、君の会社でこの案件を引き継げないか」と打診があったのです。


準備期間が3カ月というのはかなりタイトですが、決して不可能ではありません。私はこれを「会社にとっても自分にとっても最大のチャンスだ」と捉えました。私は信頼するチームメンバー(現在の妻)と共に、急ピッチで完璧なリカバリープランと人員確保の計画を作成し、無事に正式発注を勝ち取ったのです。

 

クライマックス。イベント会場での修羅場と、プロとしての完璧な対応

私が運営責任者を務めるイベント当日。スタッフ一丸となった対応により、会場は大盛況となっていました。少し落ち着いた時間帯、私がバックヤードで進行状況を確認していると、信じられない人物がスタッフ専用エリアに無断で入り込んしてきました。

 

「私しぶり! あなたがこのイベントの責任者なんて見直したわ。弟くんとは別れるから、やっぱりヨリを戻してあげる!」


なんと、私の成功を聞きつけた元カノが、身勝手な復縁を迫りに来たのです。


私が冷たくあしらっていると、「おい、やめろ!」と息を切らした弟が駆けつけてきました。弟も彼女の携帯のGPSを共有しており、不審な動きをして私のイベント会場に向かったことに気づいて追いかけてきたのです。


「どうしてよ!」と大声を出して騒ぎ始める元カノと、それを止めようとする弟。


ここで感情的になって言い争えば、イベントを壊してしまいます。私は一切取り乱すことなく、手元の無線で警備員へ連絡を入れました。
「エントランスでトラブルです。速やかにご対応をお願いします」


そこへ、騒ぎに気づいた取引先の社長がVIPルームから出てきました。状況を察した社長は、弟と元カノを見て冷たく言い放ちました。
「君の会社との契約を打ち切って本当に正解だったよ。自分のプライベートのトラブルすら管理できず、他社の現場にまで持ち込むような人間に、大事なイベントは任せられないからね」


社長から公衆の面前で見放され、顔面蒼白になって震え上がる弟。


私は「イベント進行の妨げになりますので、速やかにお引き取りください。あなたとヨリを戻すことは一生ありません」と完全に拒絶しました。元カノは駆けつけた警備員に両脇を抱えられ、弟とともにみっともなく会場から退場させられていきました。

 

自業自得の末路と、実力で手に入れた新しい日常

その後、クライアントの信頼を完全に失墜させた弟は、希望していたエリートコースから外され、閑職へ異動になったと聞いています。当然、元カノとの関係も最悪な形で破局を迎え、彼女は周囲から完全に孤立したそうです。

 

一方の私は、急な引き継ぎだったイベントを大成功に導いたことが高く評価され、社内で係長へ昇進することが決まりました。この激動の期間中、どんなピンチの時でも冷静に私をサポートし、共に戦ってくれた同僚の存在の大きさに気づいた私は、昇進を機に彼女へプロポーズをしました。


今では、身勝手で見栄っ張りな人間関係とは完全に縁を切り、心から信頼できるパートナーと二人三脚で、地に足の着いた温かい日常を大切に築き上げています。
 

◇ ◇ ◇
自分の見栄や身勝手な感情だけで周囲を振り回し、仕事や他人の領域に無遠慮に踏み込むような振る舞いは、最終的に自分自身の信用をすべて失う結果を招きます。困難な時こそ冷静に支え合える、本物の信頼関係を築いていきたいですね。
 

【取材時期:2026年5月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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