実母がくれた育児グッズ…義母の使い方にあ然
娘を妊娠中、私は切迫早産のため、3カ月ほど入院していました。その間、実母が育児グッズや妊婦用の衣類を送ってくれていたのですが、入院中だった私は、何が届いているのか詳しく把握できていませんでした。
娘は予定日より早く生まれ、出生後しばらく入院していました。私は娘より先に退院し、夫と義母と同居していた家へ戻ることに。すると家に戻った私は、思わず目を疑いました。
実母から届いていたU字型の授乳クッションを、義母が座布団代わりに使い、そのすぐそばでたばこを吸っていたのです。
「それ、赤ちゃんの授乳用です!」
私は思わず声を荒らげ、義母からクッションを取り返しました。けれど、すでにクッションにはたばこのにおいがしっかり染みついていました。
産後で気持ちが張り詰めていた時期でもあり、たばこのにおいがついたものを赤ちゃんに使うことには、どうしても抵抗がありました。
何より、私と赤ちゃんのために実母が送ってくれたものを、断りもなく勝手に使われていたことがショックでした。
以前から義母は、私宛てに実家から送られてきたお菓子などを勝手に食べてしまうことがありました。それでも、まさか孫のための授乳クッションまで勝手に使うとは思っていなかったのです。
その後も、実母が娘のために送ってくれた赤ちゃん用のタオルを、義母が台所で使っていたことがありました。悪気はなかったのかもしれませんが、「赤ちゃん用」として準備していたものを確認もなく使われるたびに、私の気持ちはすり減っていきました。
結局、その授乳クッションは娘には使えませんでした。見るたびにそのときのことを思い出してしまい、今でも嫌な気持ちになります。
こうしたことが重なり、義母とは物の扱い方をめぐって何度か揉めるようになりました。娘が退院してからしばらくして、私はいったん娘を連れて実家へ戻ることに。それ以来、義母とは少し距離を置くようになりました。
幸い、娘は元気に成長しています。ただ、この出来事以降、私は家族にも「私や子どものものを勝手に使わないでほしい」と、はっきり伝えるようになりました。
家族であっても、持ち物の扱い方や感じ方には違いがあるのだと感じました。特に赤ちゃんのために贈られたものには、親だけでなく、贈ってくれた人の思いも込められています。誰のために用意したものなのか、どのように扱ってほしいのかを、事前に家族で共有しておくことの大切さを学んだ出来事でした。
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たばこの煙に含まれるニコチンなどの化学物質は、衣類や髪、家具、カーテン、クッションなどに付着して残ることがあります。たばこを吸っていない時間であっても、こうした残留物に触れたり吸い込んだりすることは「三次喫煙」と呼ばれ、特に感受性の高い乳幼児は、健康被害を受ける可能性があります。
授乳クッションは、赤ちゃんの顔や肌に近い場所で使うものです。たばこのにおいが染みついている場合、洗濯や消臭をしても、赤ちゃんに使うものとして安心できる状態かどうか判断が難しいこともあります。においが残っている場合は、無理に使わず、使用を避けることも選択肢の一つです。
赤ちゃんのために用意したものには、親や贈ってくれた人の思いが込められていることも多いものです。家族であっても、使う前にひと言確認したり、「これは赤ちゃん用に取っておきたい」と伝え合ったりできると、余計なすれ違いを防ぎやすくなります。赤ちゃんを安心して迎えるためにも、家族みんなで少しずつ認識をそろえていけるとよいですね。
監修:関根直子(助産師)
著者:前川 美穂/30代女性/14歳の娘を育てる母。高齢者福祉分野の相談員として勤務中
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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