生理前におならが頻発
年齢を重ねるにつれて、おならが以前より頻繁に出るようになりました。特に生理前になるとその回数が増え、自分でも気になるほどです。トイレで用を足しているときに出てしまうこともあり、そのたびに誰かに聞こえていないかと恥ずかしくなります。
普段は人前で出てしまわないよう、できるだけ我慢するようにしていますが、その分、おなかに違和感を覚えることもあり、少しつらく感じることもあります。
ですが、「自分だけではないはず」と考えるようにしたところ、同じように感じている人もいるのかもしれないと思えるようになり、少し気持ちが軽くなりました。自分の体の変化とじょうずに付き合っていきたいと感じるようになりました。(壇ゆかり/40代女性・アルバイト)
おならのコントロールが困難に
この数年の間に、おならのコントロールが難しくなり、困っています。特に、映画館やコンサートなど周囲に人がいる場面では、いかに気付かれないようにするか、とても気をつかいます。
静かな空間ほど少しの音にも敏感になってしまい、楽しむはずの時間なのにどこか落ち着かない気持ちになることもあります。私自身、「少し気にしすぎているのかもしれない」と思うこともあり、受け止め方を見直していきたいと思うようになりました。(柚原はるか/50代女性・主婦)
ラム肉を食べた翌日、においの強いおなら
晩ごはんにラム肉をたくさん食べた翌日、においの強いおならが何度も出て困ったことがあります。便が出れば落ち着くのではと思ったものの、なかなか便が出ず、違和感だけが続いてしまいました。時間がたつのを待つしかなく、すっきりしない状態に戸惑いながら過ごしたのを覚えています。
同じような経験をしてからは、食事内容によって体の反応が変わることを意識するようになりました。(桜田紫花子/50代女性・派遣社員)
ラーメンを食べるとおならが…
ラーメンを食べると、おならが頻繁に出てしまうため、食べるのを控えるようにしています。本当は好きな食べ物なのに、その後のことを考えると少し気が重くなってしまいます。食べたい気持ちと体の反応の間で迷いながら、自然と選ぶ回数が減っていきました。
こうした経験を通して、自分の体に合う食べ方や距離感を考えるようになりました。(浅野あさみ/30代女性・主婦)
まとめ
今回紹介した4つのエピソードからは、年齢や体調、食事といった日常のささいな変化が、心にまで影響を与えている様子がうかがえます。人には相談しづらい悩みだからこそ、ひとりで抱え込んでしまいがちですが、「体のサイン」として冷静に向き合うことが大切なのかもしれません。
食生活の見直しや、自分のリズムを知ることで、少しずつ気持ちに余裕が持てるようになるはずです。もし、おなかの張りが長く続いたり、日常生活に支障を感じたりする場合は、専門の医療機関へ相談してみるのも、健やかな毎日を守るための一つの選択肢と言えるでしょう。
医師による解説:おならから読み解く体のサインとケア
おならの悩みは、ホルモンバランスや加齢、食事などさまざまな要因が複雑に絡み合っています。自分なりの原因を知ることで、体調管理や不安の解消に役立てていきましょう。
生理周期や加齢が腸の動きに与える影響
生理前は、プロゲステロンというホルモンの影響で腸の動きがゆるやかになり、便秘やおなかの張りを感じやすくなる人がいます。その結果、ガスがたまりやすくなり、おならが増えたように感じることがあります。
また、40代以降は、便通の変化や運動量の低下、筋力低下などが重なり、おなかの張りやガスが気になりやすくなることがあります。更年期以降に体の変化を感じる人もいますが、「年齢のせい」と決めつけず、生活習慣や便通を見直すことも大切です。
食事の内容と「におい」の意外な関係性
おならは、飲み込んだ空気や、腸内細菌が食べ物を分解するときに発生したガスがもとになります。豆類やいも類、乳製品などは、体質によってガスが増えやすいことがあります。
また、肉類などたんぱく質の多い食事を多くとった後は、腸内細菌による分解の過程で、においのもとになる硫黄を含むガスが発生し、においが強く感じられることがあります。ただし、特定の食品がすべての人に同じように影響するわけではありません。何を食べた後に症状が出やすいかを振り返り、自分に合った食事のとり方を見つけることが大切です。
食べ方や習慣で増える「飲み込む空気」
早食い、炭酸飲料、ガムをよくかむ習慣、ストレスや緊張などによって、無意識に空気を多く飲み込んでしまうことがあります。これを「呑気症(どんきしょう)」と言い、おなかの張りやげっぷ、おならの増加につながることがあります。
おならが気になる場合は、早食いを避ける、よくかんで食べる、炭酸飲料を控えめにする、便通を整える、適度に体を動かすといった生活習慣の見直しがガスの発生を抑えることにつながります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:渡海義隆先生(半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長)
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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