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妹「地味同士、お似合いじゃんw」私「ありがとう♡」⇒2年後…妹が「返して!」そのワケとは!?

当時、私は実家で両親と暮らしながら、知り合いの農家で働いていました。将来は、自分が育てた野菜を多くの人に届けたい――そんな夢があり、夜間の農業スクールにも通っていました。

毎日泥だらけになりながら働き、夜は学校へ通う生活。大変ではありましたが、自分で選んだ道です。ただ、そんな私のことを、妹は昔から見下していて……。

私とは正反対の妹

ある日、実家へ帰ってきた妹は、私を見るなり呆れたように笑いました。

 

「暑い中、毎日土いじりとか絶対ムリなんだけど~w」

 

妹は大企業に勤める、いわゆる“バリキャリ”タイプ。若くして主任候補になり、「20代で管理職になる」が口癖の妹――私とは正反対のタイプです。

 

食事中、妹は「今度また部長と出張なんだよね♡」とうれしそうに話していました。聞くとその部長は、昨年結婚したばかりの既婚者だそう。
母が「奥さん、心配しそうね」と冗談っぽく言うと、妹は「仕事できる人って、家庭より仕事優先だから平気でしょ」と笑っていて……私は少し嫌な感じを覚えました。

 

その後、妹はスマホを見ながら「迎え頼もうかな。あの人、呼べばすぐ来るし」と言いました。「A男さん?」と母が聞くと、妹はあっさりうなずきます。

 

「相談も聞いてくれるし、送迎もしてくれるし。頼めばなんでもやってくれて、便利なんだよね~」

 

軽い口調で話す妹に、私は思わず「便利って言い方、失礼じゃない?」と口を挟んでしまいました。すると妹は肩をすくめ、何も言わずに笑ったのです。

 

「お姉ちゃん、もらってあげてw」

それから数週間後のこと。駅前で妹とA男さんが言い争っている場面に遭遇しました。どうやらA男さんは、「中途半端な関係のままはつらい」と、妹にきちんと向き合ってほしいと話していたようです。

 

しかし妹は、私に気づくなり面倒くさそうにため息をついて、「あ、ちょうどいい。お姉ちゃん、この人もらってあげてよ」と言ったのです。

 

さらに妹は、私とA男さんを見比べ、笑いながらこう言いました。

 

「こういう真面目で地味なタイプ、正直合わないんだよね。私はほら、成功してる人が好きだし?でも、お姉ちゃんとはお似合いなんじゃない?」

 

その言い方にカチンときた私は、「こんなところで話していても仕方ないですし、行きましょう」とA男さんに声をかけ、その場を離れました。

 

予想外に意気投合した私たち

気まずそうに謝るA男さんを、私は近くの定食屋へ誘いました。
話してみると、A男さんはとても穏やかで、相手の話を最後までちゃんと聞いてくれる人でした。私はいつの間にか、自分の仕事や夢のことまで話していました。

 

するとA男さんは、「好きなことに本気で向き合っているの、すごく素敵だと思います」と言ってくれたのです。妹に否定され続けていた私は、その言葉が驚くほどうれしく感じました。

 

さらに話しているうちに、A男さんの実家が、地元では有名な食品会社だと知りました。

 

「僕の祖父が始めた会社なんです。でも、自分がすごいわけじゃないので、普段はあまり人に話さないんですが……」そう言って照れくさそうに笑うA男さんに、私は好感をもちました。

 

それから少しずつ会うようになり、半年後、私たちは正式に交際をスタート。そして2年後、私はA男さんからプロポーズを受けました。

 

顔合わせの場で、妹がまさかの発言!

ちょうど妹が実家に帰ってきたタイミングで、私は両家顔合わせの予定を伝えました。地元のレストランで行うと話すと、妹は「へぇ、あんたたちらしい地味な場所だねw」と笑ったのです。

 

相変わらずの失礼な言い方にうんざりしながら、私は「そのレストラン、A男さんの実家の会社が運営してるんだよ」と説明しました。さらに、「○○食品会社って知ってるでしょ?A男さん、そこの創業者のお孫さんなんだ」と続けると、妹は目を見開きました。

 

そして、「え……そんなの聞いてないんだけど。そんなことなら、お姉ちゃんに譲らなきゃよかった!」と、信じられないことを言い出したのです。

 

そして迎えた顔合わせ当日。和やかに食事が進む中、妹が突然笑いながら、こう言いました。

 

「でもA男さん、本当は私のことが好きだったんですよね?今ごろ、やっぱり私にしとけばよかったって思ってたりして?」

 

その場の空気が静まり返る中、A男さんは、穏やかな表情のまま静かに言いました。

 

「人として尊敬できるかとか、一緒にいて安心できるかって、すごく大事だと思うんです」

 

そして私を見ながら、「僕は、価値観の合う人と出会えてよかったと思っています」と、はっきり言ってくれたのです。

 

その瞬間、妹は気まずそうに黙り込み、その後はほとんど口を開きませんでした。

 

その後、妹は…

両家顔合わせからしばらくして、妹は部長との距離感を社内で噂されるようになり、徐々に職場で居づらくなっていったそうです。結局、主任候補からも外れ、自ら会社を辞めて転職したと聞きました。

 

一方の私は、今でも農業の仕事を続けながら、A男さんと穏やかな毎日を過ごしています。

 

肩書きや収入だけで人を判断していると、本当に大切な縁を見逃してしまうことがあるのかもしれません。私はこれからも、お互いの価値観を尊重できる相手を大切にしていきたいと思っています。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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