赤ちゃんの首や体幹を鍛え発達を促してくれる遊びとして、ぜひ毎日に取り入れてほしいのが「うつぶせ遊び」です。運動量が多くなるので、夜寝てくれなかったり寝ぐずりがひどい赤ちゃんにもうってつけです。ただし、遊び方を間違えてしまうと危険を伴うこともありますので、正しい方法をしっかりと知っておきましょう。
うつぶせ遊びの手順
※うつぶせ遊びをするのは、赤ちゃんのご機嫌がよく、必ずママが目の前にいてあげられる間だけにしましょう。その場を離れるときは、仰向けに戻してあげてください。
1.赤ちゃんが寝ている場合は、寝ている体勢から、胸と首の後ろを支えてうつぶせにします。抱っこしている場合は、床におなかがつくように、そっと置きます。
2. 胸の下に巻いたタオルを入れ込みます。このとき、肘がタオルよりも前にくるようにしましょう。こうすることで、肘で体を支えやすくなります。
ポイント①:体の下にタオルを入れると、おなかの圧迫が軽減され、苦しくならないので長く遊べます。また、顔が真下を向いていても敷物に顔が埋もれてしまうことがありません。
3.一緒に目線を合わせて、声をかけてあげましょう。赤ちゃんのモチベーションが上がり、お母さんも一緒にうつぶせ遊びを楽しむことができます。
ポイント②:時間は月齢×10分が1日の目安です。まとめてではなく、小分けでも構いません。
うつぶせ遊びのメリットは?
●頭を持ち上げることで背筋、腕で踏ん張ることで腕の力や腹筋が鍛えられ、しっかりした体幹がつくられます
●首のすわりを促します
●全身運動なので、遊び疲れてよく寝てくれるようになります
「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「生活リズムがバラバラ」などでお悩みでしたら、この遊びをぜひ1日の中に取り入れてみてください。赤ちゃんが程よく運動できるので、夜ぐっすり眠ってくれるようになるかもしれません。