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「うちの子、元気すぎ…」たった15分で子どもの体力を楽しく消費!現役保育士おすすめ【冬の外遊び】

保育士の中田馨さんが、冬にオススメの外遊びについて教えてくれました。小さな子どもは元気いっぱい! 少しの時間でも満足できる冬の外遊びとは一体どんなもの!?


こんにちは! 保育士の中田馨です。まだ寒い日が続きますが、お子さんの元気は大爆発しているのではないでしょうか?

 

元気なことはうれしいのですが「さて、毎日この元気をどう消化していこうか……」と悩むところだと思います。今回は、冬の外遊びについてお話しします。

 

外遊びするときに大切なこと

冬に外遊びをするときには、まず外の様子を確認します。気温が高くても風が強ければ寒く感じます。「これは寒過ぎるだろう」という日は無理して外遊びしなくてもいいでしょう。

 

外に出るときは、暖かい服装で出かけます。暖かい服装で出かけるのですが、公園などに行くと走り回ることもあると思います。そうすると気づけば服の中が汗でびちょびちょになっていることが! その日の気温や日差し、遊びの活動量によっては上着を脱がせたり、子どもの肌に触れ、汗をかいていないか確認したりすることも大切です。

 

また、遊びの途中には休憩を入れ、水分補給も心がけましょう。帰ってきたら「うがい、手洗い」をして、親子で感染対策をしていきましょう。

 

 

公園で運動遊び(道具なしバージョン)

公園の定番遊びといえば、遊具(すべり台やブランコ)や、砂場ですね。冬の公園で、子どもが遊具で遊んでいるのを立って見守っているのは、寒くて寒くて! という場合は、親も一緒に動いて体を温めるのがオススメです。

 

たとえば、公園内の縁石を平均台のように歩いてみましょう。まずはママ・パパと手をつないで歩いてみて。できたら子どもひとりで歩きます。うしろ歩きをしてもいいでしょう。ママ・パパはいつでも手を貸せるように隣で見守ってくださいね。

 

木の根っこがボコボコしているところがあれば、わざとその上を歩いてみたり、広場でママ・パパと「よーいどん!」とかけっこをするのも楽しいでしょう。

 

このように、道具がなくてもいろいろと遊ぶことができます。子どもも、ママ・パパと一緒に同じ遊びができるので大喜びのはず!

 

公園で運動遊び(道具ありバージョン)

公園での運動遊び、続いてはちょっとした道具を使います。

 

ボール遊び

1つ目はボール遊び。ドッジボール程度の大きさのやわらかいボールを用意します。まずは、ボールをコロコロ転がすところからスタート。次に投げてみたり、蹴ってみたりしてみましょう。

 

しっぽ取り

2つ目はしっぽ取り。バンダナやハンドタオルをママ・パパのズボンのうしろポケットなどに挟み、しっぽのようにたらします。「しっぽ(タオル)を取ってね」と伝えてママ・パパが走って、子どもにしっぽを取らせましょう。次に子どもにしっぽをつけさせ、ママ・パパが取りましょう。

 

シャボン玉

3つ目はシャボン玉。大人がシャボン玉を吹き、子どもがシャボン玉を追いかけます。シャボン玉をパンチして潰すのも楽しいでしょう。感染症が流行っている時期に、息で吹くシャボン玉が気になるという場合には、リング式のものや電動式のものだと安心して遊べます。

 

 

いろいろ散歩道

外遊びは公園だけではありません。町内の道にも、子どもにとっては楽しい遊び場です。

 

たとえば、歩道橋などの階段や坂道も子どもにとってはたのしい散歩道です。階段や坂道を上って下ることは、普段の「歩く」よりもバランスを取る必要があります。

 

また、外の階段は家の階段と幅や高さも違うので、いろいろな階段を経験してもいいですね。1歳のときは、1段1段両足をついて上っていたのが、2歳過ぎると大人のように片足ずつで上れるようになり、子どもの成長を感じることもできるでしょう。

 

トンネルがあれば「声を出せば響く」ことを学べて、枯葉を踏めば「カサカサ」とした踏んだ感覚や音を感じ、空を見上げると鳥の声、飛行機やヘリコプターの音を聞くこともできますね。

 

普段、自転車や車でサッと通り過ぎる道も、ゆっくり歩いてみると違った風景を見ることができて、きっとママ・パパもリフレッシュできますよ。

 

※歩道を歩く際には子どもと手をつなぎ、交通安全には十分注意しましょう。大人がしっかりと見守り、子どもから目を離さないようにしてくださいね。

 

 

冬は、なかなか外に出づらい季節でもあります。思い切って15分でも外の空気に触れてみるだけで、子どもは満足しますので、気候のいい日は外遊びも取り入れてみてくださいね。

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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