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「私たちは水だけでいいわ」他人のランチを当てにするクレクレママ友→見かねた店長の神対応に拍手喝采!

私と娘の楽しみは、お気に入りのカフェにランチに行くことです。日常とは違うひとときが、大切なリフレッシュの時間になっていました。

憂鬱なランチの始まり。偶然出会った親子との気まずい相席

ある週末のお昼時、私と娘の2人で行きつけのカフェに行こうと家を出たときのことでした。偶然にも、娘の友だちとそのママにばったり会ってしまいました。子ども同士は仲が良いものの、ママ同士は挨拶を交わす程度で、プライベートで遊ぶような面識がありませんでした。

 

しかし、娘がすかさず「これからランチに行くの! 一緒に行こうよ!」と無邪気に友だちをランチに誘ってしまい、相手の親子は「行く行く!」と大盛り上がり。断る隙もなく、成り行きで一緒にランチに行くことになってしまったのです。休日のランチくらい、気を使わずのんびり食事がしたかったので、内心はとても憂うつな気持ちでカフェへ向かいました。

 

注文は「水だけ」!? 料理を狙う図々しいおねだりと心の葛藤

カフェに入っても、娘の友だちのママはメニューを開きません。私たちがオーダーを決めている様子をニコニコと見ているだけでした。

 

「ご注文は何にする?」と私が聞くと、「私はおなか空いてないから水だけでいいわ」と言うのです。


「え!? お昼時なのに何しにきたの!?」と言いたい気持ちをグッと抑え、私と娘は自分たちの分のスペシャルランチとお子様ランチをオーダーしました。4人で来たのに、オーダーは2人前……。周りの目も気になり、なんだか気まずい気持ちで料理を待っていました。

 

「ひと口ちょうだい」非常識な要求への抵抗と募る後悔

しばらくして、私と娘のおいしそうなごはんが運ばれてきました。注文しなかった親子に見られながら食べるのは気が引けましたが、いらないと言ったのは彼女です。冷めないうちにいただこうと食べ始めることにしました。

 

すると、娘の友だちは「いいな〜エビフライおいしそう! ひと口ちょうだい」と言って、大きく口を開けるのです。しかし、娘のお子様ランチに乗っているのは1本しかないエビフライ……。大人気ないかもしれませんが、いくらお友だちとはいえ、子どもの好物を他人の子どもにホイホイとわけてあげられるほど、私は寛大ではありませんでした。


「この子、海老フライが大好きなの~」と、さも分け与えて当たり前のような態度をとるママ友に、私は冷静に「エビフライの単品もあるみたいだから、頼んでみたら?」と追加オーダーをすすめました。でも、ママ友は「ひと口だけでいいから」と言い張りました。


私がきっぱりと断ると、「ケチじゃん」と言い出す始末。30分前、一緒にランチに出かけた自分を全力で殴りたい気分になったのを覚えています。

 

カフェ店長の登場! 非常識な常習犯に突きつけられた「最後通告」

しかし、ママ友は引き下がりませんでした。

 

「えー、ちょっとくらいいいじゃない。ケチだなあ」
「うちの子もおなか空いてるんだから、少し分けてくれてもよくない?」

 

そう言って、店内に響くほどの声で騒ぎ始めたのです。

すると、隣にいたママ友の娘が小さな声で言いました。

 

「ママ……私にも何か頼んでよ」

 

その言葉を聞いて、私は胸がぎゅっとなりました。けれど、ママ友は娘の言葉を受け止めるどころか、私のほうをにらみつけてきたのです。

 

「ほら! あなたが一口もくれないから、うちの子がかわいそうじゃない!」

さらにママ友は、近くにいた店員さんを呼び止めました。

 

「すみませーん、お水もっと持ってきてください」
「あと、無料で食べられるものって何かないんですか? 子どもがいるんですけど」

 

あまりに身勝手な言い分に、私は言葉を失いました。店員さんも困ったような表情を浮かべ、一度奥へ下がっていきます。

 

しばらくすると、店長らしき男性が私たちの席へやってきました。

「いつもご来店いただきありがとうございます。ただ、当店は席数の少ない店ですので、大人の方にはおひとり一品のご注文をお願いしております」

 

店長は落ち着いた口調で続けました。

「以前から同じようなご利用が何度かあり、店としても気になっておりました。恐れ入りますが、今後ご注文いただけない場合は、ご利用をお断りさせていただくこともございます」

 

その言葉に、ママ友は顔を真っ赤にして黙り込んでしまいました。


この毅然とした言い方から察するに、きっと彼女は別のグループで来た時も同じようなことをしている常習犯なのでしょう。店長の言うことはもっともなので、私からかける言葉もありませんでした。

 

スカッとした結末と、子どもへの粋なはからい

ママ友が怒りをあらわにしながら席を立とうとすると、再び店長がやってきて「二度と子どもにこんな思いはさせないでくださいね」とひと言釘を刺しました。そして、残された娘と友だちに「えらいね、これ食べていいよ」と小さなフルーツ盛り合わせをサービスしてくれました。

 

きっと、目の前でおいしそうなごはんを我慢しておなかを空かせた娘の友だちを気遣ってのことでしょう。店長のキッパリとした対応と粋なはからいに、心が温まり、ますますこのお店のファンになりました。逃げるように帰っていったママ友もこれに懲りて、娘さんのためにも非常識な振る舞いはしないでほしいと願いました。
 

◇ ◇ ◇

子どもにとって、親の背中は社会のルールや人との関わり方を学ぶ一番の教科書です。大人の何気ない振る舞いや言動が、知らず知らずのうちに子どもに小さな戸惑いや我慢をさせてしまうこともあるのかもしれません。、まずは私たち大人があたたかく気持ちの良いマナーを示し、相手を気遣う心を自然な形で育んでいきたいですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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