自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥障害(ADD)の長男あーくんと、次男いーくんの母、よいこさん。あーくんが自閉症と診断されるまでのエピソードをマンガでお届けします。2話目は、夫のネガティブ発言に激怒したり、療育について知った頃のお話です。
夫の「うちの子は異常なんだ」発言に…
いやー、怒ってばっかだったな、このころ。
今もだけど(笑)。
夫にも、子どもにも、まったく余裕なかったです。
もしかしたら今、あーがこんなに言うことを聞かないのは、
私があのときこんなこと言ったかもしれん、とか
私があのときスマホに夢中だったからかもしれん、とか
私があのときばあばに預けちゃったせいかもしれん、とか
あれこれ考えては焦っていました。
「療育」という選択肢
Uくんが療育に通っているという事実は、今後のわが家の動向にもかなり影響が出てきます。ありがとう、Uくん母!
うちの子、普通…じゃない? 母の葛藤
感情的に大きな声を出しても、あーの心の奥に届いている感じはまったくしませんでした。ただただ、叱られているからおびえているだけ。
でも、無理な要求をしているつもりでもなく、必要以上な「良い子」を求めているつもりもなく、話しかけたら答えてくれるとか、ただ「普通」の行動をしてほしかっただけだったんです。
大人からしたら理解できない、いや、他の子どもからしても理解できないであろう反復行動を延々繰り返す遊びを「もうやめようか?」と提案したら大かんしゃくを起こしたりとか、とにかく普通の言葉が通じない長男にほとほと疲れてしまっていた。
3歳半ばでしたが、1歳・2歳のイヤイヤ期が永遠に続いている感じで、終わりは来るのかと毎日憂うつでした。
よいこさんの育児エピソードはInstagramやブログなどから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
監修/助産師REIKO