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娘同伴の懇親会で上司「子連れは場違いだ!無能のくせに」→普段怖い女社長たちがまさかの行動に!?

僕はシングルファーザーです。娘のA奈を育てながら、イベントや式典の企画に関わる会社で働いています。仕事と子育ての両立に悩みながらも、お客様の大切な一日を支えてきました。そんなある日、取引先との懇親会が開かれたのですが……。

子連れで参加した懇親会

懇親会は日曜の昼におこなわれました。どうしても預け先が見つからず、僕は娘のA奈を連れて行くことに。もちろん事前に、家族同伴可であることは会社に確認済み。娘を連れて行くことも了承を得ていました。

 

「たくさん人がいて楽しいね!」と、A奈は無邪気にはしゃいでいます。僕が周囲を見渡していると、直属の上司のB山部長が、不機嫌そうな表情で近づいてきました。そして、B山部長から「子連れで来たのか。いくら家族同伴可でも少し考えればわかるだろう。この場にはふさわしくないんじゃないか。だからお前は仕事もできないんだよ」と冷たい言葉を浴びせられたのです。

 

するとそこに、「ずいぶんな言い方をされるんですね。家族同伴歓迎としたのは、こちら側の意向でもありますよ?」と、取引先の代表者のひとりが声をかけてくれました。そばには、同じく業界内で顔の広い女性たちもいました。

 

娘のひと言で空気が一変!?

仕事に厳しい印象のある3人を前に、僕は思わず緊張しました。ところが、A奈が3人の華やかな服装を見て「プリンセスみたい!」と無邪気に話しかけたことで、場の空気が一気にやわらいだのです。

 

「まあ、かわいい。娘さんですか?」
「はい。今日は預け先が見つからなくて……ご迷惑にならないようにします」

 

僕が恐縮していると、A奈はぺこりと頭を下げ、「A奈です。いつも、ちちがお世話になっています!」と元気にあいさつしました。その姿に、3人も思わず笑顔を見せました。「しっかりしてるね!」「何か食べたいものはある? ビュッフェはあっちだよ!」と、自然に受け入れてくれたのです。

 

一方で彼女たちは、B山部長から僕が受けた扱いに疑問を持ち、

 

「お子さんを大切にしていることと、仕事の評価は別の話ですよね」
「彼の仕事は丁寧だと聞いていますよ」
「そうです。彼の力を必要としている人もいます」

 

と、そろって僕をかばってくれたのです。

 

思いがけない出会いに背中を押されて

B山部長は「そ、そうですね……」と言いながら、不満げにその場を離れていきました。その後、彼女たちと話すうちに、僕は娘に寂しい思いをさせているのではないか、仕事と育児をこのまま両立できるのかという悩みを、少しずつ打ち明けていました。

 

「働き方を変えることも考えたのですが……」と話すと、彼女たちは真剣に耳を傾けてくれます。

 

気づけば僕は、「娘との時間を大切にするためにも、いつか独立したいという夢があります。今日みなさんに話を聞いてもらって、その気持ちがはっきりしました!」と口にしていました。そう、娘の存在と彼女たちの言葉が背中を押してくれたのです。

 

すると3人は、「すてきですね!」「落ち着いたらぜひご相談させてください」と声をかけてくれました。

 

その後、僕は会社に退職の意思を伝え、引き継ぎを終えてから、以前から考えていた独立に踏み出しました。小さな企画事務所を立ち上げ、お客様一人ひとりに寄り添うイベントづくりを目指す道を選んだのです。

 

新しい働き方でつかんだ幸せ

独立後、仕事は少しずつ増えていきました。忙しくはあるものの、働く時間を自分で調整できるようになり、A奈と過ごす時間は以前より増え、娘も喜んでくれています。あの懇親会で出会った女性たちとも、少しずつ仕事で関わるようになりました。

 

一方でB山部長は、その後も部下への強い言い方が問題になり、職場でたびたび注意を受けるようになったそうです。最終的には、自分から会社を去ったと聞きました。

 

あの日、B山部長から心ない言葉を向けられ、仕事に打ち込むためには、子どもとの時間を後回しにしなければならないのかもしれないと思った瞬間もありました。

 

けれど、娘を大切にしている姿ごと受け止めてくれる人たちに出会い、考え方が変わりました。子育ても仕事も、どちらかを犠牲にするのではなく、自分らしい形を探していいのだと思えたのです。

 

これからもA奈との時間を大切にしながら、お客様の大切な一日を支える仕事に、僕なりに精いっぱい取り組んでいきたいと思っています。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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