スマホを隠す夫に違和感
夫とは社内結婚で、夫婦仲は良いほうだと思っていました。しかし、2人目を妊娠していた後期ごろから、「あれ?」と思うことが少しずつ増えていきました。
まず気になったのは、夫がスマホを手放さなくなったことです。少し貸してほしいと言って触ろうとするとソワソワしたり、私が近くに行くとLINEの画面をサッと隠したりするようになりました。
夫の態度が別人のように
次に、夫婦の会話が極端に減りました。それまでは仕事の話や他愛のない話をよくしていました。けれど、そのころから夫は私との会話を避けるようになり、スキンシップもほとんどなくなっていったのです。
さらに、子どもへの接し方も変わりました。夫はもともと子どもが大好きで、いつもメロメロな様子でした。ところがその時期は、子どもが泣いていてもあまり反応せず、2人目が生まれてからの夜泣きにも起きませんでした。上の子を遊びに連れて行っても、ほとんどスマホを見ているような状態でした。
約束を守らなくなったことも気になりました。友人と飲みに行くと言って出かけ、「22時までには帰る」と言っていたのに、実際に帰ってきたのは大幅に遅れた時間だったのです。
そして、話し合おうとしても逆ギレされることが増えました。誰かと比べるような発言をされたり、こちらが不安を伝えても怒られたりして、まともに話し合うことができませんでした。
そんなことが続き、「夫が何か隠しているのでは」と思うようになりました。
LINEで知った夫の裏切り
決定的だったのは、やはりLINEでした。夫がトーク画面を見ながらニヤけたり、私に隠すようにしたり、明らかに考え込みながら返信していたりする様子を見て、どうしてもおかしいと感じたのです。
問い詰めると、夫は飲み屋で知り合った女性と関係を持っていたことを認めました。友人と飲みに行くと言っていた日も、実際にはその店へ行っていたそうです。
私はその女性に連絡を取らせてほしいと夫に言いましたが、夫は連絡先を教えてくれませんでした。夫はひたすら謝り、「これからは行動で示す」と約束しました。
結局、相手の女性に直接連絡を取ることはできず、慰謝料を請求することもできませんでした。ただ、夫はその女性との関係を断ち、SNSをすべて削除しました。さらに、LINEの友だちも確認し、飲み屋や接客を伴う店でつながっていた人たちとの連絡先も整理しました。
私は夫に、「次に同じことがあったら、すぐに離婚する」とはっきり伝えています。そう決めたことで、必要以上に夫を詮索しなくてもいいと思えるようになり、私自身の気持ちは少しラクになりました。
夫と向き合うと決めて
もちろん、不倫された事実を思い出すたびに、今でも腹が立ちます。相手の女性にも反省してほしい、慰謝料を払ってほしいという気持ちが、心のどこかに残っているのも事実です。完全にモヤモヤが消えたわけではありません。
それでも今の夫は、毎日私や子どもたちが喜ぶことを考えてくれるようになりました。その姿を見ながら、私ももう一度、夫と向き合おうとしています。
発覚から数カ月たった今、不思議なことに、以前より夫婦仲は良くなったようにも感じています。
とはいえ、いつ何があるかわからないし、また裏切られるかもしれない。そんな思いが心の中にまったくないわけではありません。
それでも、今日も私は子育てを頑張っています。夫のことだけに振り回されるのではなく、私は私で自分を大切にし、自分の機嫌は自分で取りながら、これからも前向きに過ごしていきたいと思っています。
まとめ
夫の裏切りをすぐに受け入れられたわけではありません。ただ、自分の気持ちにフタをせず、譲れない線を決めたことで、夫婦関係を見つめ直すきっかけになりました。これからは相手だけに振り回されず、自分自身も大切にしていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:砂川ゆい/30代女性・会社員
イラスト:ゆる山まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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