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産後メンタル崩壊…余裕ゼロの私に祖父が説教!→私の手が伸びた先は…「嘘でしょ…」まさかの大惨事!

第一子を出産したころのことです。産後の私は、心の調子がずっと不安定でした。家族も含めて、周りにいる人みんなが敵に見え、何を言われても、何をされても、いちいち癇に障ってしまう状態だったのです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。
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祖父の口出しにイラっ!→その結果

子どもの離乳食が始まってからも、その不安定さは変わりませんでした。

 

当時の私は、離乳食にとても苦戦していました。せっかく用意しても、わが子はなかなか食事に興味を示してくれません。ひと口でも食べてほしい——その一心で、私はタブレットで動画を流しながら、なんとか食べさせていたのです。

 

もちろん、動画を見せながら食事をさせることに抵抗がなかったわけではありません。できることなら、きちんと食事に向き合わせたい。そう思いながらも、食べてくれない子どもを前に、当時の私にはそれ以外の方法を見つけられなかったのです。

 

そんなある日、その様子を見た祖父が「動画見ながらでいいの?」と、声をかけてきました。

 

祖父に悪気がなかったことは、今ならわかります。子どものことを思って言ってくれたのでしょう。けれど、そのときの私には受け入れることができず、気付いたときには、近くにあったマグカップを投げていました。

 

タイミングが悪く、マグカップは祖父の頭に当たり、けがをさせてしまったのです。今思い返しても、信じられない行動……。さすがに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

 

病院から帰ってきた祖父は、私を責めませんでした。きっと祖母が間に入り、当時の私の状態を説明してくれたのだと思います。祖父も、完全に納得したわけではなかったかもしれません。それでも、怒りをぶつけずにいてくれたことに、今でも感謝しています。

 

その出来事以降、私と祖父はできるだけ距離を取りながら過ごすようになりました。お互いに無理に関わろうとせず、刺激し合わない距離を保つことが、当時の私たちにとって必要だったのだと思います。

 

今では私の気持ちも落ち着き、祖父とも穏やかに接することができています。あのときのことは今でも申し訳なく思っていますが、距離を置く時間があったからこそ、少しずつ冷静さを取り戻せたのかもしれません。

 

◇ ◇ ◇

 

産後は、ホルモンバランスの急激な変化に加え、睡眠不足や慣れない育児への不安が重なり、心が不安定になりやすい時期です。家族からの何気ないひと言であっても、追い詰められている本人には責められているように感じてしまうこともあるでしょう。

 

そうしたときは、無理にその場で受け止めようとせず、まずは物理的に距離を取ることも大切です。赤ちゃんの安全を確保したうえで別室に移動する、家族に「今は話せる状態ではない」と伝える、短時間でもひとりになる時間を作るなど、気持ちを落ち着けるための逃げ道を持っておくと安心です。

 

家族側も、正論で指摘する前に、本人がどれほど追い詰められているのかに目を向け、休息や家事・育児の分担など、具体的に支える姿勢が求められます。

 

また、離乳食をなかなか食べてくれないと、親にとっては大きなストレスになります。しかし、離乳食の進み方には個人差があり、思うように食べてくれない日があっても、すぐに「うまくいっていない」と焦る必要はありません。

 

栄養バランスも毎食完璧を目指すのではなく、2〜3日単位でゆるやかに見ていくと、少し気持ちがラクになるのではないでしょうか。食べる量にこだわりすぎず、時間帯や食材の形状、固さ、大きさ、味付け、食事の環境を少し変えてみるのもひとつの方法です。

 

そして、赤ちゃんの体重や身長が発育曲線に沿って増えているか、元気に過ごせているかなども、ひとつの目安になります。気になることがあれば、小児科や健診、自治体の保健師などに相談してみると安心です。

 

離乳食を毎回手作りすることが負担になっている場合は、ベビーフードを活用しても問題ありません。親が少しでも休める工夫を取り入れることも、育児を続けていくうえで大切なことではないでしょうか。

 

産後の心の不調も離乳食の悩みも、ひとりで抱え込むほど苦しくなってしまいます。感情のコントロールが難しいと感じたら、産婦人科や小児科で相談する、自治体の保健センターや子育て支援窓口に相談するなどして、ひとりで背負い込まない環境を少しずつ整えていくことが大切です。

 

身近な人だけで解決しようとせず、必要なときには外部の相談先を頼ることも、親子を守るための選択なのではないでしょうか。
 


このお話は、ベビーカレンダー公式インフルエンサー「ベビカレメイト」のママと実施した座談会でお話しいただいた体験談です。

※AI生成画像を使用しています

 

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