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「お姉ちゃんの婚約者の子妊娠したの♡」妹から略奪婚の報告→姉「おめでとう」直後に明かされた秘密に絶叫

私には、仕事関係で知り合い長く付き合っていた婚約者がいました。穏やかで人当たりもよく、この人となら家庭を築いていけると思っていたのです。

しかし、両親は最後まで結婚に賛成してくれません。理由を聞いても「もう少し待ちなさい」「人として信用しきれない」と言うばかりで、具体的な証拠を示されるわけでもなく、ただ反対されているように感じていました。

学生時代から両親とは距離があり、私のすることに厳しく口を出されることも少なくありませんでした。そのため、今回も私の選択を認めたくないだけなのではないかと、どこかで思っていたのです。

一方で、妹は両親にとてもかわいがられて育ちました。今も実家で暮らし、両親との関係も良好です。私から見ると、少し甘やかされすぎているようにも見えましたが、妹はそれを当然のように受け止めていました。

ある日、両親と婚約者のことで話し合った帰りに、妹から連絡が来ました。どうやら両親との言い合いが妹の部屋にまで聞こえていたようです。妹は心配するというより、おもしろがるような口ぶりで、両親に反対される私をからかってきました。

 

最初は、いつもの軽口なのだろうと思っていました。でも、私と両親の距離感をバカにしたり、婚約者を待たせるのはかわいそうだと言ったりするたびに、よくわからない違和感が芽生えていたのです。

妹の妊娠

それから2週間ほどたった夜、帰宅した婚約者から信じられない話を聞かされました。妹が、彼の子どもを妊娠しているというのです。

 

頭が真っ白になりました。電話で妹を問い詰めると、関係は私たちが婚約する前から続いていたとあっさり認めたのです。謝罪の言葉はなく、むしろ「彼から選ばれたのは私のほうだ」と、悪びれる様子もありません。

 

裏切られた事実は消えず、心の中では深く傷ついていました。それでも妹が妊娠している以上、感情だけで動くわけにはいかず、私はその場で婚約破棄を伝えて事務的に手続きを進めることにしました。


妹は、冷静に振る舞う私に向かって「昔から平気な顔をして取り繕うところが嫌いだった」とあざ笑い、親にも婚約者にも自分のほうが愛されているのだと突きつけてきたのです。

略奪婚成立

数日後、妹から連絡がありました。これから婚約者と婚姻届を出しに行く、という報告です。妹は完全に浮かれていて、私が悔しがるのを楽しんでいるようでした。

 

私は怒りをこらえながら、最後にもう一度だけ確認しました。本当に彼と結婚して後悔しないのか、と。彼は、婚約中に別の人と関係を持った人であることに違いはありません。それに私は、彼について妹がまだ知らないであろう不安材料も抱えていました。

 

けれど妹は、私の言葉を負け惜しみだと受け取りました。私との結婚を反対していた両親も、妹を止めることができなかったよう。両親も最終的には結婚を認めたのだから、自分の勝ちだと言わんばかりの態度でした。

 

婚約者の秘密

数時間後、無事に提出を終えたと浮かれたメッセージがきたタイミングで、私は現実を伝えました。元婚約者には、少なくとも500万円ほどの借金があると、以前本人から打ち明けられていたのです。

 

もちろん、私自身もその事実を知ったときは結婚を迷いました。それでも当時の私は、彼が本気で返済するつもりなら、ふたりで家計を立て直していけるのではないかと思っていたのです。

 

今思えば、結婚を前に気持ちが高ぶり、現実を冷静に見られていなかったのかもしれません。彼との未来を信じたい気持ちが強すぎて、都合の悪い部分から目をそらしていたのだと思います。

 

「あなたの夫になった以上、借金はきっと生活に関係してくるよ」


そうメッセージを送ると、妹はすぐに電話をかけてきて取り乱しながら「聞いていない」と何度も繰り返し、私や両親がわざと隠して自分をだましたのだと責めてきました。

 

後から聞いた話ですが、実は両親は彼の素行を調べていたよう。借金の事実を知り、私との結婚に反対していたのです。妹の結婚も同様に反対したものの、妹は一切聞く耳を持たず、結局反対を押し切るような形になったようです。

妹の誤算

妹は「どうにかしてよ!」と私に泣きついてきました。自分は騙された、元は婚約者だった私にも責任があるはずだ、と理不尽な責任転嫁をしてきたのです。

 

しかし、妹が自分の意思で入籍までした以上、もう私が代わりにどうにかしてあげられる問題ではありません。子どもを迎える立場になるのなら、なおさら、自分の選択から逃げ続けるわけにはいかないのです。

 

私ははっきり伝えました。「これ以上、私は責任を引き受けない」

 

妹は電話口で逆上しましたが、私はそのまま通話を終えました。その後、実家に泣きついた妹に対し、両親も甘やかすことはなかったよう。経済的なこと、今後の生活、夫との関係について、まずは本人たちで話し合うよう促したそうです。

 

すべてを受け入れて…

その後、妹は渋々ながらも元婚約者との生活を始めました。結婚直後は借金のこともあり、夫婦関係はかなりぎくしゃくしていたよう。両親から聞く限り、妹は一時期、何度も実家に泣きついていたそうです。

 

ただ、両親も今回ばかりは安易に金銭的援助をせず、突き放したことで、妹もようやく自分の置かれた状況を悟ったようです。実家に泣きつく回数も減り、少しずつですが、自分たちの生活に向き合おうとしていると両親から聞きました。

 

元婚約者も、妹に厳しく管理されるようになり、以前よりは生活態度を改めたようです。

今になって思うこと

婚約者と妹に裏切られたことは、今でも傷として残っています。それでも私は、あの結婚がなくなったことを、今では不幸だったとは思っていません。むしろ、結婚前に相手の本質を知ることができてよかったのだと考えるようになりました。

 

妹とは、まだ以前のように話せる関係ではありませんし、仲直りを急ぐつもりもありません。ただ、いつか妹が本当に自分のしたことを理解し、姉妹として向き合える日が来たなら、そのときは落ち着いて話をしてみたいと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

人の大切なものを奪うことで優越感を覚えても、そこに本当の幸せはありません。妹は「自分が選ばれた」と思い込んでいたのかもしれませんが、結局は借金を抱えた相手との生活という現実に向き合うことになりました。

 

誰かを傷つけて手に入れた関係は、思い描いていたような幸せにはつながらないもの。一時の優越感のために人を傷つけた代償は、想像以上に重いのかもしれません。

 

 

【取材時期:2026年4月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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