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「40代で部分入れ歯に」虫歯がないと自信満々だった夫。歯痛で受診した結果【医師監修】

虫歯がなく歯科医院にほとんどかかったことがない夫。日ごろから丁寧に歯磨きをしていて、歯に関しては自信があったようです。それが、ある日突然感じた歯痛をきっかけに、あれよあれよという間に40代半ばにして5本もの歯を失うことに! 駆け込んだ歯科医院で告げられたのは……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師川田 悟司 先生

川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。
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虫歯がないことが自慢の夫

虫歯がなかったことが自慢の夫に突然降りかかった悲劇

 

 

虫歯がなかったことが自慢の夫に突然降りかかった悲劇

 

私自身、定期的に歯のメンテナンスに通っていた両親の影響もあり、若いころから3カ月に1度のペースで歯科医院に通っていました。歯科医院では、歯磨きで取り除けなかった歯垢(しこう)や歯石の除去、歯茎の状態や虫歯のチェックをしてもらっています。

 

虫歯があっても初期段階だったため、その場で治療が済んだこともありました。虫歯は放っておくと進行することがあるので、早期発見はとても大切だと感じています。歯科医院でのメンテナンスにメリットを感じていた私は、夫にも勧めてみることに。

 

しかし、普段から丁寧に歯磨きをしていて虫歯がなく、自分の口内環境に自信があった夫は、私が何度勧めてもメンテナンスに行きませんでした。私にしてみれば、たった3カ月に1度のことなので「行けばいいのに」と思いますが、困っていない夫は「歯が痛いわけでもないし、困っていないから」と行く気はなさそう。

 

たしかに見た目はとてもきれいで、虫歯で歯が痛むといったこともなさそうです。その日を迎えるまでは、日常生活に支障はなかったのですが……。

 

 

「歯が痛い!」ある日突然襲われた痛み

ある日突然、歯に強い痛みを感じた夫。仕事帰りに慌てて歯科医院を受診しました。鎮痛剤で痛みを抑えながら歯科医院へ向かい、診察を受けるころには歯がグラグラしていたそうです。歯科医師から告げられた病名は歯周病歯茎の状態はとても悪く、痛みを感じていた歯は抜歯することになりました。

 

歯周病は、歯周病菌が原因で起こる歯茎の感染症。歯周病菌は、歯と歯茎の境目などにたまった歯垢に含まれており、炎症が進むと歯を支えている骨にまで影響が及ぶことがあるそうです。歯茎に炎症が起きている「歯肉炎」の段階から、炎症が歯を支える組織に広がる「歯周炎」へと進行し、歯周炎は進行度によって軽度・中等度・重度などに分けられるとのことでした。

 

歯肉炎の段階であれば、適切な歯磨きや歯科医院でのメンテナンスによって、健康な歯茎の状態へ改善が期待できるそうです。しかし、軽度の段階では歯磨き時の出血などが見られることがあっても、痛みなどの強い症状がないため、深刻に考えず放置しているうちに進行してしまうこともあるようです。

 

中度・重度の歯周炎になると歯茎が痩せて歯が長く見えるといった、見た目の変化もありますが、毎日見ている自分の歯茎の変化には気付きにくいもの。夫は出血などの症状を軽く見て放置し、歯茎の異変にも気付かなかったため、歯を支える骨にまで影響が及び、抜歯が必要になるほど進行してしまったようです。

 

歯のメンテナンスに通う習慣があれば、軽度の段階で発見できた可能性もある歯周病。また、虫歯治療の際にも歯茎の状態をチェックできるそうですが、夫の場合は虫歯がなく歯科医院に行く機会がないことが裏目に出ました。その後、歯科医院でクリーニングを受けましたが、ほかの歯も抜歯が必要になり、結局40代半ばで5本の歯を失って部分入れ歯を作ることに。

 

その後も歯科医院で治療を続け、歯の痛みは治まったようです。部分入れ歯を作ってからは、入れ歯洗浄剤で定期的に洗浄をしたり、金具を調整してもらったりと、メンテナンスが面倒だと夫は言っていました。また、食べ物が挟まって痛みが生じるなど、やはり自分の歯とまったく同じというわけにはいかないようです。

 

歯を失って実感した予防の大切さ

歯の表面はとても丁寧に磨けていると歯科医院で褒められた夫ですが、歯周ポケットには歯垢や歯石が付着していたそうです。

 

歯を失うというショッキングな事態になり、改めて予防の重要性を実感した夫。また、歯磨きで取り切れなかった歯垢や歯石が歯周病のリスクにつながると知って、プロの手に任せることも大切だと気付いたとか。「これ以上歯を失いたくない!」と、あれほど私が勧めても行かなかったメンテナンスに通うことを決意したようです。

 

今では3カ月に1度歯科医院に通い、クリーニングや歯茎のチェックをしてもらっています。以前は面倒に感じていた歯科医院でのメンテナンスも、その場で次回の予約を取って帰るので負担なく通えているようです。

 

まとめ

歯を失っていく時期の夫は本当につらそうでしたが、現在は歯茎の状態も改善し、現状を維持できているようです。しかし、失った歯は元どおりにはなりませんし、部分入れ歯になって不自由を感じることもあるようです。

 

私は若いころから歯のメンテナンスに通う習慣がありましたが、夫を見て予防の重要性を再確認しました。夫の様子を見ていた高校生の息子も歯周病の怖さを感じたようで、以前は面倒くさいと言っていた歯のメンテナンスに通うようになりました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:川田悟司先生(川田歯科医院院長)

著者:樫原 有香/50代女性。男の子の母。整理収納アドバイザーの資格を生かして、オンラインを中心にした仕事をしている。たまの息抜きは、友人を招いて自宅で開催するホームパーティー。

マンガ:☆まかりな☆かな

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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