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「やさしくしたいのに…」ひとりで抱え込んだ介護。サービス利用で心に起きた変化とは【体験談】

母の脳梗塞(のうこうそく)をきっかけに、私の日常は大きく変わりました。元気だった母が、言葉をうまく話せず、体も思うように動かせなくなった姿を見たとき、私は大きなショックを受けました。最初は「自分が支えなければ」と在宅介護を続けるつもりでしたが、仕事との両立は想像以上に難しく、少しずつ心に余裕がなくなっていきました。

元気だった母が要介護状態に

私の母は数年前に脳梗塞を患い、要介護状態となりました。それまで元気に過ごしていた母が、思うように言葉を発せず、体を動かすことにも苦労する姿を見るのは、とてもつらいものでした。

 

退院後は、できる限り在宅で介護を続けたいと思っていました。母のそばにいられることが、少しでも安心につながるのではないかと考えていたのです。しかし、実際に介護が始まると、思っていた以上に大変でした。仕事をしながら母の生活を支える日々は慌ただしく、疲れがたまる一方でした。

 

追い詰められていった在宅介護

最初のうちは「母のために頑張ろう」と思っていました。けれど、介護が続くにつれて、心身ともに追い詰められていったのです。

 

母のちょっとした言動にイライラしてしまうこともありました。本当はやさしく接したいのに、余裕がなくなると、ついきつい態度になってしまう。そんな自分に落ち込み、自己嫌悪に陥ることも増えていきました。

 

「このままでは、私も母もつらくなってしまうのではないか」。そう感じるようになったころ、ケアマネジャーに相談しました。

 

 

デイサービスで少しずつ変わった母の表情

相談の結果、母はデイサービスを利用することになりました。最初、母はあまり乗り気ではありませんでした。知らない場所へ通うことに不安があったのだと思います。それでも通い始めると、母の表情が明るくなっていきました。帰宅後に「今日は〇〇さんと話せたよ」と話してくれることもあり、母にとって家族以外の人と関わる時間が刺激になっているように感じました。

 

私自身も、母がデイサービスに行っている間に少し休める時間を持てるようになりました。張り詰めていた気持ちがほぐれ、以前よりも落ち着いて母に接することができるようになりました。

 

介護が始まったころの私は、「自分が頑張らなければ」とひとりで抱え込もうとしていました。けれど、デイサービスを利用したことで、頼れるサービスを活用することは決して逃げではないのだと実感しました。

 

まとめ

母の笑顔を見る時間が増えたことで、私の気持ちも少し軽くなりました。介護を続けていくためには、介護する側にも休む時間や心の余裕が必要なのだと思います。周囲に相談し、支えてもらいながら向き合うことが、母との関係を保つためにも大切なのだと感じた経験でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:田中慎太郎/40代男性・会社員

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)

※一部、AI生成画像を使用しています。

 

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シニアカレンダー編集部

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