年上スタッフに上から目線で話す若手社員
地域センターで事務のパートをしていた私。そこに配属された20代の若手社員は、私を含む年上のスタッフに対して、やや上から目線で話すことが多い人でした。
特に私には、「そのやり方、古くないですか」「もっと効率的にできるはずですよ」と、毎日のように口を挟んできました。本人に悪気があったのかはわかりませんが、長く現場で働いてきた身としては、経験まで軽く見られているように感じ、内心かなりストレスをためていました。それでも私は、あえて強く言い返すことはせず、普段通りに仕事を続けていました。
自信満々で引き受けた作業でまさかのトラブル
ある日、地域イベントの参加者リストを作成する作業がありました。若手社員は「僕が最新の管理ツールでやります」と、自信満々に引き受けました。
ところがイベント当日、受付が始まる直前になって、参加者リストの一部が消えていることがわかったのです。受付では確認に時間がかかり、現場は一気に慌ただしくなりました。
若手社員は焦った様子で、「システムの不具合です」と説明していました。しかし私は、以前に同じツールを使った経験がありました。画面の状態を見て、これはシステム自体の不具合ではなく、単純な操作ミスではないかと感じたのです。
経験があったからこそ冷静に対応できた
私は落ち着いて、「昨日のバックアップが残っているはずですよ。復元すれば、すぐ直ると思います」と伝えました。すると若手社員は驚いた顔で、「使えるんですか」と聞いてきました。
私は思わず、「あなたが学生のころから使っていますよ」と、微笑んで答えました。その瞬間、彼は言葉に詰まったように黙り込みました。そして、それまでのように反論することなく、素直に私の指示に従って復旧作業を進めたのです。結果的に、リストは無事に復元され、イベントも大きな混乱なく進めることができました。
その出来事以来、若手社員の私への態度は少しずつ変わりました。以前のように見下すような言い方はなくなり、必要なときにはきちんと確認をしてくれるようになったのです。あの日のひと言で、長く抱えていたモヤモヤが一気に晴れたように感じました。
まとめ
年齢だけで、仕事の力や知識を判断されるのはつらいものです。けれど今回の出来事を通して、積み重ねてきた経験は、思っている以上に自分を支えてくれるものなのだと実感しました。相手の態度に遠慮しすぎず、落ち着いて事実を伝えることで、状況だけでなく、相手の見方まで変わることがあるのだと感じた出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐藤美和/50代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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