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気付かなくてごめん…。子どもにカメムシの体液が付いてしまい…!?

臭いが嫌なカメムシですが、害は臭いだけではないようです。カメムシが原因で、皮膚炎を引き起こしてしまうことも。特に肌の弱いお子さんなどにはご注意を!

カメムシが服に潜んでいたイメージ

 

一般的に春先と晩秋〜初冬にかけて現れる、嫌~な臭いを出すカメムシ。カメムシが出す嫌~な臭いには、皮膚炎を引き起こす場合があるようで、わが家の次男に悲劇が起きてしまいました……。

 

ベランダに現れるわが家の天敵 “カメムシ”!

私が住んでいる地域は山が多く、家のすぐ隣には山があります。そのためか、秋の終わりから冬のはじめごろになると、家のベランダによくカメムシがやってきます。カメムシにはさまざまな種類がいるそうですが、わが家に現れるのは“クサギカメムシ”という種類。茶色くて、五角形のような形をしています。

 

外干ししている洗濯物にくっついていることがしばしばあるため、秋ごろからは洗濯物を徹底的に確認します。しかし1匹見落としてしまい、生後6カ月だった次男の服に潜んでいたことがあったのです。

 

服を着せたら突然の号泣!

生後6カ月だった次男の入浴を済ませ、夫に次男の着替えなどをお願いし、自分の入浴を済ませていました。すると次男の大きな泣き声が聞こえ、慌てて浴室から駆けつけると、ふと次男からカメムシの臭いが。

 

まさかと思い、次男の服を脱がせたところ、服の中から1匹のカメムシが出てきました。服の太ももあたりに潜伏していたようで、次男の太ももを見ると、直径2cmほどの範囲が内出血のようになっていました。まさにその部分から、カメムシの臭いがするのです。

 

カメムシの体液には毒がある!?

慌てて夫とカメムシについて調べると、カメムシの出す臭いの正体は体液だそうで、その体液には有害物質が含まれているそうです。特にクサギカメムシの体液は皮膚炎を起こすこともあるらしく、その際には皮膚に激痛が走るのだそうです。

 

慌てて次男の太ももを洗い流し、家にあった軟膏を塗り、濡れタオルで冷やすという応急処置をしました。その後は次男も落ち着いたので一晩そのままで過ごし、翌日に小児科へ行きました。

 

1年経った今でも跡は消えず…

カメムシの体液が付着した部分

▲実際の写真

 

翌日に小児科を受診して、軟膏を処方してもらいました。内出血のように真っ赤になってしまった箇所は、1週間ほど経つと紫色に変色し、そのまま赤茶色に変色してしまいました。

 

そして1年経った今でも、茶色く変色したままです。子どもの服だけでも、もっと念入りに確認しておけばと後悔しました。大人だったのならまだしも、子どもにつらい思いをさせてしまったことに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

カメムシの体液が皮膚炎を引き起こすとは知らず、次男にかわいそうなことをしてしまいました。この経験以来、カメムシはわが家の天敵になりました。カメムシ用の殺虫剤を常備し、洗濯物の確認も徹底するようにしています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師REIKO

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    著者プロファイル

    ライター木村なち

    三児の母。現在4人目を妊娠中。パニック障害を抱えながらの妊娠・出産・育児の経験に基づき、体験談を中心に執筆している。

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