幼馴染の挑発は、その後も続きました。あるときは、夫から私の悪口を聞いた、夫婦関係について相談されたと電話をかけてきたことも……。
そんな連絡は必要ないと断ると、「私はサバサバ系の姉御肌だからいつでも相談してね」と言われました。
幼馴染の妊娠報告
ある日、幼馴染から「大事な話がある」と連絡がありました。
「旦那さんの子を妊娠しました。彼を解放してください」「幼馴染の私のほうが彼のことをよくわかっています」
あまりに突拍子もないメッセージに唖然としましたが、私は冷静に「そう? 別にいいけど……妊娠は勘違いじゃない?」と返信しました。
そして、私は教えてあげたのです。夫は以前、医師から「自然妊娠はかなり難しい」と説明を受けていたことを……。
それを知った幼馴染は激しく動揺したようで、立て続けにメッセージを送りつけてきました。その中には、「不倫の証拠」だと言わんばかりに、夫とラブホテルで撮影した写真まで……。
夫の身体的な事情がある以上、彼女の「夫の子を妊娠した」という主張は勘違いのはず。だからといって夫が潔白なわけではなく、2人が不倫関係にあったのは紛れもない事実でした。
以前、夫は幼馴染の彼女について「ワンナイトを繰り返しているから、自分は関わらないようにしている」「何を言われてもスルーして」と言っていました。しかし、実際は夫もその相手のひとりだったのです。
妊娠を告げられた夫は…
後日、再び彼女から連絡がありました。夫に妊娠を告げたところ「俺の子じゃない」と拒絶されたうえに体質のことも聞かされ、そのまま連絡先をブロックされて音信不通になったというのです。
彼女もようやく、私の言葉が真実だと理解したようでした。
ただの遊び相手だったと知った幼馴染は、絶望のどん底でパニックに陥っていました。どうやら彼女は、元々会社での立場が悪かったようで、これを機に専業主婦になろうと目論み、妊娠を告げる前に会社に退職を伝えてしまっていたそう……。
周囲に祝福されながら退職準備を進めていたため、もう後戻りもできない状態のようです。「責任を取れ」と言われましたが、私には関係のない話です。
夫の末路
一方、不倫がバレた夫は、今になって必死に泣きついてきました。
しかし、私はすでに夫との離婚を決めています。それは前々から考えていたこと。不倫が決定打になったことは事実ですが、結婚後に夫のギャンブル好きが判明し、給料のほとんどを注ぎ込むほどで、生活費はすべて私持ちでした。
こんな生活、長くは続かないと思っていたのです。夫の身勝手な言い訳を聞くのも、なんだか虚しく、ただただ疲れ果ててしまいました。
その後、弁護士を交えて手続きを進め、無事に離婚が成立。私はしばらく仕事に打ち込んで、静かに暮らしたいと思っています。
◇ ◇ ◇
誰かを傷つけて幸せを奪おうとする行為は、決して自分を幸せにはしてくれません。因果応報という言葉があるように、身勝手な裏切りは、巡り巡ってすべて自分に返ってくるもの。
周囲を不幸にするような軽はずみな行動は慎み、自分自身の人生に対しても誠実でありたいものですね。
【取材時期:2026年5月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。