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「何かしたのかな」小さなミスで責め続ける先輩に耐える私。見かねた客が放ったひと言で空気が一変

職場の上司や先輩の言動に納得いかないことがあっても、反論するのは難しいもの。理不尽だとは思っていてもひたすら我慢しなければならないとき、誰かが手を差し伸べてくれたら? 職場での形勢が一気に逆転した「スカッと」体験談を3本紹介します。

 

なぜか私にだけ冷たい先輩

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入社したばかりのころ、慣れない職場の空気にどこか居心地の悪さを感じていました。特別な非はないはずなのに、冷たい視線や言葉が刺さる日々。そんな中、ある出来事をきっかけに空気が少し変わった気がしました。

 

仕事を覚えようと一生懸命取り組んでいたころ、ある先輩の態度がどうしても気になっていました。話しかけても返事がそっけなく、小さなミスで強く注意されることもありました。「私、何かしたのかな…」と自分を責めながらも、答えが見つからないままモヤモヤとした気持ちを抱えていました。

 

その日も、張りつめた空気の中で仕事をしていました。先輩から注意を受けたとき、近くにいたお客さまが私たちのやりとりを見て、「それって良くないんじゃないの?」と、はっきりとした口調で言ってくれました。その瞬間、場の空気が変わったのを感じました。

 

私は驚きながらも、長く抱えていたモヤモヤがすっと軽くなり、張りつめていた心の糸が少し緩んだ気がしました。誰も気付いていないと思っていたけれど、ちゃんと見てくれている人がいた……その安心感が、私の中に残りました。

 

◇◇◇◇◇

 

あの日のお客さまの言葉は、私の心を救ってくれました。この経験から、「どんな状況でも私を見てくれる人がいる」と信じられるようになり、今度は自分が周りの小さな変化にも目を向けられる人でいたいと感じています。

 

著者:前田ユキ/20代女性・会社員

イラスト:ほや助

 

異動直後に始まった理不尽な叱責

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20代前半、私は会社で新しい部署へ異動しました。新しい環境に慣れるだけでも精一杯だった中、そこでの女性上司は私にだけ異常に厳しい態度を取ってきました。

 

明らかに私のミスではない場面でも叱責されることがあり、若かった私は何も言い返せず、ただ黙って従うしかありませんでした。

 

そんな状況を見て、同じ部署のAさんが「これはおかしい」と感じてくれました。Aさんは私と同い年で、決して上司に意見しやすい立場ではありません。それでも彼女は勇気を出し、その上司よりさらに上の上司に事実を報告してくれたのです。

 

Aさんの行動がきっかけとなり、私に厳しく接していた上司には指導が入り、職場の空気は大きく変わりました。私自身も仕事がしやすくなり、Aさんの存在にどれだけ救われたか計り知れません。

 

その後、Aさんは退職しましたが、10年以上たった今でも、あのときの彼女の勇気を思い出すたび、自分も誰かの力になれる人でありたいと感じています。

 

◇◇◇◇◇

 

若くて何も言えずにいた私を救ってくれたのは、同じ立場のAさんの勇気ある行動でした。自分もいつか、誰かが困っているときに手を差し伸べられる存在になりたい——そう思わせてくれた出来事でした。

 

著者:片田ゆい/30代女性・主婦

イラスト:おみき

 

 

髪型や服装にうるさい先輩のマイルール

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友人が勤めるカフェは、オープンしてから約20年がたちます。古株の先輩は、オープン当初から在籍する50代の主婦。頼りになる存在ではあるものの、気の強い先輩は、独自のルールを押し付けてくる場面もしばしば……

 

特に厳しいのが髪型や服装に関して。例えば、頭髪に関する会社の規定は「髪色・髪型自由」であるのに対し、先輩は「カラートーンの5以下じゃないとダメ!」「男性は短髪!」と独自のルールを設け、さらに女性店員の化粧に対しても「今日ちょっと派手じゃない?」と逐一チェックが入るのだとか。

 

そんなある日、カフェの新メニューとして、桜を使用した商品が登場した際、友人は、お店の雰囲気作りの一環として、小さめのピンクのスカーフを首元に巻いて勤務し始めたそうです。

 

ところが先輩が「前から言いたかったんだけど、そのスカーフ派手だからやめて」と言ってきたのだそう。友人は悔しさもあり、彼女に対しては無言の抵抗。その後、ダメ元で店長にも相談したそうです。

 

変化する先輩、そして働きやすい職場に

すると店長は予想に反し、「店を盛り上げようとするあなたの気持ちを尊重したい! 先輩ルールを覆そう!」と断言。次の日には全員分のピンクのリボンタイが用意されていました。そして「これは規定に沿って用意しました。文句はありませんよね?」と先輩に念を押しました。今まではなかった店長の対応に、先輩も何も言い返さなかったそうです。

 

友人の行動がきっかけとなり、店長から先輩に対して、独自のルールを見直すように話がされたのだとか。それからというもの、化粧に対して逐一チェックする先輩の姿も見られなくなりました。

 

そして驚くべきことに、先輩自身の髪色が少し明るくなったり、時々リボンタイを着けたりと、身なりに変化が見られるようになったのです。心なしか普段の表情も明るくなり、周囲への人当たりも穏やかになってきたと言います。先輩ルールが緩和され、友人は働きやすい職場になったと感じているそうです。

 

◇◇◇◇◇

 

先輩のマイルールは、当然のことながら先輩自身もそれに従って勤務していたものでした。一方で、友人や店長が示していた会社の規定は、コロナ禍以降に大きく変わったもの。先輩は、以前の規定を長年守ってきただけで、そのルールを急に変えることができなかっただけなのかもしれません。

 

マイルールを緩和した先輩は、以前にも増して生き生きと仕事をしているそう。その姿を見て、友人も良い刺激を受けているそうです。

 

著者:篠原舞/30代・2020年生まれの長男・2023年生まれの次男を育てるワーキングマザー。2つ年上の夫は朝から晩まで仕事に出かけているため、ワンオペ育児と仕事の両立に悪戦苦闘中。趣味は、自分でコーヒーを淹れておいしいスイーツを食べること♪

イラスト:マメ美

 

まとめ

理不尽なパワーバランスの中に身を置いていると、人間関係に悩んだとき「自分が悪いのではないか」と孤独を深めてしまうことがあります。体験談にあるように、周囲に助けを求めるのも解決方法の1つです。見ていてくれる人は、案外近くにいるものかもしれません。自分を支えてくれる人を味方につけながら、健やかな職場環境を求めていきたいですね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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