ワセリンで肌がしっとり!?

私の場合、くすみ、シワ、たるみといった年齢肌に直面し、これはなんとかしなくては!とお手入れ方法の見直しを図ることにしました。暇ができると、お小遣いをはたいてエステに通い、新しい化粧品を試した20代。しかし、努力というのはそんなに長続きしないもの。お手入れが不足したときは、慌てて高価な美容液を買い求めることになります。
そんなことで、化粧品棚は常に選手交代した商品が乱立、しかも高価であるため捨てられず、瓶やケースで混雑していました。
とある本で、基礎化粧品を使わないスキンケア法というものを知りました。その本には、肌本来の健やかさを保つこと、お金の節約になることがメリットとして書かれていました。肌の状態が整って、同時に化粧品の一掃もできそうだと思い、恐る恐る試してみました。
すると案の定、甘やかしていた乾燥肌があらわになり、肌がピーンと突っ張ってしまいました。これは私にとって急激な方法だと感じ、挫折しそうになりました。ですが、さらに読み進めると「ワセリンなら乾燥したところに塗っても良い」と書いてありました。
そこで乾燥した肌に塗ってみることに。
ワセリンは皮膚表面に膜を張って水分の蒸発を防ぐ役割をしますが、角質層まで水分を補給するものではないため、インナードライが強い場合は事前の水分補給が重要だそうですが、私の肌の場合は以前より保湿されていたようでした。子どもの肌には天然素材で安心なワセリン、大人には高価な美容液という私の中の価値観を取っ払った瞬間でした。
夜はベタつくけれど、朝には…
今までの基礎化粧品、美容液の代わりに、お風呂上がりにワセリンだけを塗ってそのまま寝ることにしました。寝るときにはかなりベタついた肌になっているのですが、朝起きると比較的サラッとしています。さらに、朝の洗顔時の感想は、「え? ツルツルした気がする!」というものでした。
今まではモチモチ感はあったものの、ツルツル感はあまり感じたことがありませんでした。ちょっと新しい感覚というか、ベタつかず、でも乾燥していない、サラッとした感覚です。顔だけでなく、年齢が出やすい首にも塗ってみましたが、肌が保湿され、前よりふっくらしたような気がしました。
◇◇◇◇◇
この方法は化粧棚の整理にも役立ちました。私の場合は安全に感じられ、十分に保湿されている気がして、しかも低コストで時間短縮にもつながったので、とても満足しています。これからも夜ベタベタ、朝にツルツル習慣を続け、すっきりした化粧棚を持続したいです。
監修/久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)
PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
【久野先生からのアドバイス】
ワセリンは肌質によってはとても良い保湿ケアになりますが、注意点もあります。乾燥肌の方や「インナードライ」と呼ばれる肌の内部が乾燥しやすいタイプの方は、かえって乾燥や肌荒れが悪化することがあります。そのため、ワセリンを使うときは、①自分の肌に合うか少量で試してみる、②使用後にかゆみや赤みが出たら中止する、③状態が改善しないときは皮膚科に相談する、といった点に気を付けると安心です。
著者:戸倉ゆい/40代主婦・夫、娘の3人暮らし。40代からワークライフバランスを見直し、ステキなアラフィフを目指して現在ライター修行中。
ふと気付いた美容を楽しむ近道は

美容雑誌やサイト、ネットで見かけた流行の美容法をいろいろ試してみました。けれど、自分の肌や生活スタイル、持っている化粧品とは相性が悪く、期待した変化はありませんでした。むしろ、続けるうちに疲れが残るだけという結果になってしまいました。
その経験から、はやっているからという理由だけで飛びつくのではなく、自分の生活や肌に合わせた方法を選ぶことが、美容を楽しむ近道だと感じました。
◇◇◇◇◇
今回の経験から気付いたのは「流行=自分に合うわけではない」ということです。美容法は手あたり次第に試すより、きちんと取捨選択することが大切だと学びました。無理をせず、自分に合ったやり方を見つけることで、美容はもっとラクに楽しめると感じました。
著者:田中想子/40代女性・会社員
イラスト:ほや助
一度開いた毛穴は元に戻りません!と言われて

子育てに必死だった40代前半は、スキンケアなんて二の次! 子どもがまだ幼児だったので、お風呂上がりもスキンケアより子どものケア。子どもたちを寝かしつけてから思い出したようにスキンケアをおこなう毎日でした。そんなある日、鏡の中の自分の肌を見てびっくり! 頬全体に毛穴がポツポツと目立っているのです。
「これはマズイ。何も対策をしなければどんどん毛穴の開きが増えてしまうかもしれない」と思い、まずは毛穴対策に良いと宣伝しているクリームをドラッグストアで購入して試してみました。が、特に変化は感じられませんでした。
そこで、そのころはフルタイムで仕事をしていてお金に余裕があったので、ちょっと高いエステサロンに期待を込めて入会しました。週1回のエステと自宅で使用する基礎化粧品やパック代で、半年で50万円ぐらいだったと思います。
でも、1年通っても毛穴が目立たなくなることはありませんでした。「毛穴の開きを目立たなくするには、どうしたらいいんでしょう? 」とエステシャンに聞いてみたときの返答にびっくり! 「一度開いた毛穴を元に戻すのはなかなか難しいことなんです」。
うそ! この1年、無駄だったの? それならいっそのこと、美容整形でリフトアップしたほうがよかった?と、なんともスッキリしない気分のまま、エステサロンは退会しました。
エステサロンを退会し、毛穴の開きは戻らないと諦め、メイクをするときは毛穴カバー用の下地を使ってできるだけ目立たなくするのが精いっぱいでした。
そんなある日、ファンデーションを塗った途端にびっくり! 鼻の毛穴がくっきりぽっかり開いてしまっているのです。どうやら毛穴が閉じることはないと諦めて見て見ぬふりを続けるうちに、毛穴の開きが進行していたようです。
老化現象とはいえ、やっぱりなんとかしなきゃという気持ちが再燃。蒸しタオルで温めてから冷たい水で洗うと改善するかも! 毛穴パックで角栓を取り除けば毛穴が閉じるかも!……といろいろ試してみましたが、どれも変化は見られませんでした。
娘が「保湿が足りないんじゃないの?」
毛穴を相手に悪戦苦闘している私を見て中学生の娘がひと言、「保湿が足りないんじゃないの?」。……え、保湿なの?
それまでの私のスキンケアは、ベタつくのが嫌で化粧水と乳液だけ。突っ張らなければいいやと思っていたので必要最低限の量を塗る程度でした。
それに比べて、娘は化粧水、美容液、ジェル、ワセリンといった感じで、スキンケア後は顔がテカテカで保湿十分。私の肌はサラサラで、それが心地良かったのですが、「毛穴の開きの原因は乾燥なんじゃないの?」と娘は言うのです。
そういえば、エステサロンに通っていたとき施術の最後に基礎化粧品を塗ってもらっていたのですが、顔がテカテカ、ベタベタでしっかり保湿された状態でした。サラサラした肌触りが好きな私は、そのテカテカ、ベタベタをティッシュで拭き取っていたのです。テレビやネットでも基礎化粧品のCMでテカテカするほど塗っている画像をよく見かけますが、大げさにしているとばかり思っていました。
しかし、もしかしたらそんな私のスキンケアへの思い込みは間違いだったのかもしれない。そう思った私は、それからは化粧水の後の乳液はたっぷりと使い、娘のすすめに従ってワセリンでフタをして保湿を心がけるようにしました。
最初のうちはベタベタが気になったのですが、そこは毛穴のために我慢。すると、朝起きると顔のベタベタはなくしっとりしていることに驚きました。昼間はベタつきを少なくするため、ワセリンの代わりに娘おすすめのクリームを塗るようにして保湿しました。
保湿をしっかりおこなうようになって半年ほどで、保湿によって肌のキメが整い、毛穴が目立たなくなってきたように感じました。
◇◇◇◇◇
どんどん広がる毛穴の開き。いろいろ試してもなかなか変化せず諦めていましたが、娘のひと言で保湿をしっかりおこなうことで半年で結果が出てきました。たかが保湿、されど保湿! エイジングケアの基本は保湿だと実感しました。これからしっかり保湿ケアしていきたいと思います。
監修/林瑠加先生(LIKKAスキンクリニック院長)
慶應義塾大学形成外科学教室に約10年間在籍し、一般形成外科、小児、再建分野を幅広く担当。2015年からは4年半、カンボジアに居住し現地での臨床にも従事した。帰国後は形成外科に加え皮膚科、美容皮膚科の経験を積み、2024年11月に品川区西五反田に「LIKKAスキンクリニック」を開業。患者の身近な悩みに対応すべく、保険・自由診療双方からのアプローチで診療をおこなっている。
【林先生からのアドバイス】
肌の乾燥によって毛穴が目立ちやすくなることが多くあります。乾燥すると肌のキメが乱れ、毛穴の周りの皮膚が縮むことで毛穴が強調されやすくなります。毛穴の目立ちが気になる場合は、化粧水や乳液などでしっかりと保湿を心がけると良いでしょう。特に洗顔後はすぐに保湿ケアをおこなうことが大切です。
著者:川口まみこ/50代・2児の母。バブル真っ最中に社会人になり、仕事もプライベートも充実。肌と体のケアには無頓着で不規則な生活送る。そのツケが今になって現れ、美容と健康を取り戻そうと頑張るアラフィフ。猫になりたい。
まとめ
「高い化粧品を使えば安心」という思い込みを手放し、自分の肌が今何を求めているかに耳を傾けることが大切だと気付かされる体験談でした。40代・50代のスキンケアにおいて、保湿はすべての基本。高価な美容液に頼る前に、まずはしっかりと「潤いのフタ」をすること、そして自分の肌質に合った方法を見つけることが、美肌への近道と言えそうです。季節を問わず、丁寧な保湿で健やかな肌をキープしていきたいですね
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
関連記事:40代でニキビが復活!若いころの対策が通用しないワケは?ニキビと年齢肌の複雑化するケアに悪戦苦闘
関連記事:40代、爪がボロボロに…割れやすくなった爪を守るためにおこなったことは【体験談】
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!