水泳に夢中になった娘
娘は幼稚園の年中から、水泳を習い始めました。
もともと水泳が大好きだった娘は、成長するにつれてどんどん夢中になっていきました。他の習い事をすべて辞めるほど、水泳に打ち込むようになったのです。
水泳を通じて友だちもたくさんでき、それに伴って、私もほかのお母さんたちとママ友として付き合うようになりました。大会のときには、お互いに車を出し合い、ワイワイとにぎやかに会場へ向かったものです。
新記録後に変わった視線
そんな日々が少し変わり始めたのは、娘が小学6年生のときでした。
ある大会で、娘が突然、県の学童新記録を出したのです。親としては驚きとうれしさでいっぱいでしたが、そのころから、あるママ友の態度に違和感を覚えるようになりました。
以前は、お互いの子どもが泳いでいるときに自然と応援し合っていました。ところが、娘が泳ぐときだけ、そのママ友が仁王立ちでじっと見ていることに気付いたのです。応援というより、どこか厳しい視線に感じられ、私は少しずつ距離を置くようになりました。
やがて、私だけランチに誘われなくなることもありました。ほかのママ友たちは気をつかってくれているようでしたが、その場にいるのも少しつらく感じるようになっていきました。
移籍を告げた日のひと言
その後、全国大会にも出場しているクラブから声をかけていただき、娘は移籍することになりました。すると、そのママ友から面と向かって、
「この狭い街でよく移籍なんかするね。そこまでの実力? つぶされるよ」
と言われたのです。
あまりに突然の言葉に、私は何も言い返せませんでした。ただ黙って車に乗り込みましたが、そのときの不愉快な気持ちは、今でも忘れられません。
それ以来、そのママ友とは大会ですれ違う程度の関係になりました。
まとめ
子どもの習い事を通じて親しくなった関係でも、環境や立場が変わると距離感が変わることがあるのだと知りました。相手の言葉に傷つくことはありましたが、親として大切なのは、周囲の反応に振り回されすぎず、子どもが好きなことに向き合う姿を見守ることなのだと感じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:里田もんこ/60代女性・主婦
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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