出張帰りの妻が連れてきた若い男性
妻が長期の出張から帰宅した日のこと。玄関のドアを開けた妻の隣には、なぜか見知らぬ若い男性が立っていました。しかも妻はお酒が入っているのか、頬を赤らめ、どこか上機嫌な様子です。
唖然とする私に向かって、妻は信じられない言葉を放ちます。
「私たち結婚するの。もうあなたはいらないわ」
さらに妻は悪びれる様子もなく、「この家はこれから私たちが使うから、離婚後は出て行ってちょうだい!」と強気な態度で言い放ちました。家族を裏切った上に、住む家まで奪おうとする身勝手すぎる主張。私はあまりの理不尽さに言葉を失いました。
「知らないの?」結婚宣言する妻に娘が正論
少し前から、帰りが遅くなったり、どこか態度が冷たくなったりと違和感はありましたが、まさかこんなことになっていたとは……。堂々と不倫相手を家に連れ込み、勝ち誇ったような顔をしている妻。しかし、その場にいた娘は不思議そうに首をかしげ、妻に向かって口を開きました。
「ママ、知らないの? パパと結婚したままなら、別の人とは結婚できないんだよ」
重婚ができないという日本の法律の基本を、まさかの幼い娘から指摘された妻。すると、妻は顔を真っ赤にして「知ってるわよ! だからこれからパパと離婚するの!」と逆ギレのように叫びました。
強気な態度が一変。妻の勘違いとは
妻がこれほどまでに強気でいられたのには、ある理由がありました。妻は「夫婦で住んでいるマンションだから、離婚の際の財産分与でこの部屋をもらえる」と思い込んでいたのです。
しかし、ここで私は妻の勘違いを正すことにしました。「大きな勘違いをしているみたいだけど、このマンションに君の権利は一切ないよ」
実は、私たちが住んでいるマンションは夫婦の共有財産ではありません。マンションの一室どころか、マンション全体が私の祖父から私名義で受け継いだもの。結婚前から私が所有していたものであり、当然ながら離婚時の財産分与の対象にはなりません。
「そんな……夫婦の家なんだから、私にも半分もらう権利があるはずでしょ!?」とパニックになる妻でしたが、後の祭りです。
身勝手な計画が崩壊した妻の末路
その後、私はすぐさま弁護士を通じて離婚の手続きを進め、妻と不倫相手に対してきっちりと慰謝料を請求しました。
「マンションをもらって新しい彼と優雅に暮らす」という妻の身勝手な計画は完全に崩壊。さらに、不倫相手の若い男性は「家も金もないなら話が違う!」とあっさり手のひらを返し、妻を置いて逃げ出してしまったのです。
結局、妻だけが着の身着のままで私の家から追い出されることに。身勝手な欲望で家族を裏切った元妻は、新しい恋人も家族もすべて失い、ひとり寂しく自業自得の末路を歩むことになったのでした。
◇ ◇ ◇
不倫相手を家に連れ込み、家族を裏切っただけでなく、住まいまで奪おうとした妻。自分に都合のいい思い込みで行動した結果、信頼も居場所も失うことになりました。
気持ちが高ぶり、自分の感情を抑えられなかったのかもしれませんが、特に子どもの前では、相手を傷つけるような言動は避けたいもの。自分の行動が周囲にどのような影響を与えるのか、冷静に考えたいですね。
【取材時期:2026年6月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。