妊婦健診でおなじみのエコー検査。お腹の中の赤ちゃんが映し出されて、見るたびにわが子の成長を感じ、愛しさも増すのではないでしょうか?そんなワンシーンを切り取ったエコー写真。しかし、残念なことに、エコー写真は「感熱紙」のことが多いなので劣化しやすいのです。そこで、大切な思い出のエコー写真を長く保存するための極意をご紹介します!
エコー写真の劣化を防いで保存するには?
妊婦検診でもらったエコー写真、みなさんはどうしていますか?アルバムに入れるなど、大切に扱っていることでしょう。しかし、そんな大切なエコー写真、実は「感熱紙」を使用しているので、普通に保存すると時間とともに劣化し、見えにくくなってしまうのです。いつまでも鮮明な画質のままで保管しておくというのは、難しいことなのかもしれません。
それでは、どうしたら鮮明な状態で保存できるのでしょうか?例えば、スキャナーで取り込んでパソコン内に保管する方法や、写真屋さんに頼んでフォトブックにしてもらうという方法があります。また、最近では携帯アプリを使って残すこともできるので、意外に簡単に保存できますよ。いつまでもこのままの状態で保管しておきたいという方は、画質が落ちる前に何かしらのアクションを起こしましょう!
すぐできる!カメラ撮影&パソコンに保存
エコー写真をデジカメで撮るという方法は、すぐにできて簡単です。同じようにスマホのカメラで撮影するのも良いでしょう。エコー写真をカメラ撮影する時の注意点は光の反射。それさえ気を付ければ、きれいな状態で残すことができます。
また、スキャナーで取り込むと、パソコンにデータとして保管しておくことができます。パソコンに保存しておけば、自分でフォトブックを作ったり、かわいくアレンジして写真にしたりできるのでおすすめ!ただし、フォトブックを自作する際、エコー写真をラミネートでコーティングするのは厳禁!感熱紙を使っているので、ラミネート加工すると写真が真っ黒になってしまうようです。フォトブックを作るなら、デジカメで撮った写真を加工・デコレーションしましょうね。
とっても便利!アプリや写真屋さん
ワンランクアップの加工写真として保存するなら、アプリの使用がおすすめです。エコー写真やマタニティフォトの記録をまとめる機能がついていたり、可愛いフレームをつけられたりとメリットがたくさん。SNSなどで情報をシェアすることもできる便利な機能がついたアプリもありますよ。
また、写真屋さんにお願いするのも良いでしょう。きちんとした立派なフォトブックの出来栄えに、感動すること間違いなし!お店によっては、写真のデータCDをつけてくれるところもあり、データとしても残せます。万が一「写真が見当たらない」なんて時にも安心です。育児中は写真の整理をする時間もあまりなく、アルバム作りは後回し。ラクに簡単にエコー写真を残せるとうれしいですよね!
妊婦検診でもらえるお腹の中の赤ちゃんのエコー写真。たくさん残したいからと、何枚も撮影してもらうわけにはいかないですよね。でも、わが子を画像で見ることができる、数少ない貴重なもの。エコー写真が色あせて見えなくなってしまう前に、工夫して大切に残しておきたいですね。
(TEXT:佐藤 真由美)