お祝いの場で言われたこと
夫の友人のひとりから、「式場が遠いし、大安でもないし、俺も来年結婚式を控えているのに……」と、私たちの結婚式への参列に難色を示す言葉がありました。
私たちは「無理に来てもらうのも申し訳ないし、欠席でも仕方ないよね」と話していました。けれど、その友人はお祝いしたい気持ちがあるとのことで、当日、結婚式に来てくれたのです。私たちはとてもうれしく感じていました。
ところが、結婚式のお見送りの際、その友人は夫に「これくらいの規模の結婚式なら、こんなに遠い式場でなくてもよかったんじゃないか?」「来年の俺の結婚式には必ず来いよ」と告げたのです。悪気があったわけではないのかもしれませんが、その発言に少しモヤッとしてしまいました。
それから1年後、その友人の結婚式に夫が参列しました。後日、夫から話を聞くと、友人から「地元で結婚式をするほうが親孝行にもなるし、消防団や近所の人たちにも感謝を伝えられる。これが結婚式の正解だよ」と言われたそうです。
彼には彼の大切にしたい思いがあり、私たちにも私たちなりに選んだ形があります。考え方の違いに戸惑いましたが、理想の結婚式は、人それぞれなのだと実感した出来事でした。
著者:吉田なな/30代女性・3歳と5歳を育てる母。会社員。趣味はサブスクで動画を観ることとカフェ巡り。
イラスト:にゃち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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