泣く息子に怒鳴る歯科医。そのとき歯科衛生士が!?
先生は私の顔を見てこう言ったのです。「うるさいな!泣くな!黙らせろ!」
たしかに、泣き続けて先生を困らせているので申し訳ないと思いましたが、先生のその言葉と口調に驚いて固まってしまいました。そして、どう言い返していいかもわからず……。とにかく息子を泣き止ませようと必死になっていたそのとき、近くにいた歯科衛生士さんが声をかけてくれました。
「先生、怖いですよ!」そして私に「失礼ですが、お母さん、もっとやさしい先生の歯医者さんに行ってはどうでしょう? いい歯医者さん、教えてあげますよ」とやさしく言ってくれたのです。その言葉に、私はふっと肩の力が抜け、「今日はやめておこうか」と息子に伝え、歯医者を出ることにしました。
その日以来、あのときの歯科衛生士さんのことがずっと気になっていますが、今となってはお礼を伝える術もありません。後日、ご近所さんに教えてもらった別の歯医者に連れて行ったところ、そこでも息子はやっぱり泣いてしまいました。ですが、その先生はやさしく「大丈夫だよ」と声をかけてくださり、とても救われました。
なんとか治療は終えましたが、もっと早く、2歳ごろから健診のために歯医者に通っていれば、こんなに泣くことも、虫歯になることもなかったかもしれないと反省。そして病院選びも大事だなと思った次第です。
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虫歯の早期発見、予防のためにも乳歯が生え始める生後6カ月ごろから定期的に歯科医に通っておくと安心です。また、受診前に絵本や動画でどんな場所かをイメージさせておくのもおすすめ。「小児歯科」を掲げる医院もあるので、そうした場所を選び、親子で安心して治療を受けたいですね。
著者:渡辺さちこ/40代 女性・会社員。1児の母。趣味はドラマ鑑賞と雑貨店巡り。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています