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「叱らない育児」崩壊…息子を叩いた私に、義母が放った“耳を疑う言葉”とは? #しつけだと思ってた 31

「しつけだと思ってた」第31話。佐藤アイさんは、夫と2歳の息子・レン君、義母の4人暮らし。初めての子育てに奮闘しながら、レン君を育てています。

レン君は、些細なことで癇癪を起こして泣き喚く、いわゆる「イヤイヤ期」の真っただ中。アイさんは穏やかな育児を心がけていますが、義母から「レン君を甘やかしすぎ」と「叱らない育児」を批判され、落ち込んでしまいます。

この記事の監修者
監修者プロファイル

臨床心理士塩﨑 尚美
日本女子大学 人間社会学部 心理学科 教授(臨床心理士・公認心理師)

1986年上智大学文学部心理学科卒業、浜松医科大学精神神経医学教室研修生を経て、精神科病院、精神科クリニックに 勤務しながら、保健所発達相談も行う。その後お茶の水女子大学大学院に入学。 2002年 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達学専攻博士課程 単位取得満期退学 2003年 相模女子大学学芸学部人間社会学科 講師、准教授 2007年 日本女子大学人間社会学部心理学科 准教授 2015年 同大学教授に就任 著書に「子どもを知る・臨床心理学」(共著 北大路書房) 「実践に役立つ臨床心理学」(編著 北樹出版) 「子育て支援の心理学」(共著 有斐閣) 「保育相談支援―保育内容・方法を知る」(共著 北大路書房) 「乳幼児・児童の心理臨床」(共編著 放送大学教育振興会)などがある。
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そんななか、スーパーでレン君が見知らぬ女の子のカートを奪おうとして大騒ぎに。周囲の視線に耐えられず、逃げるように店を後にしました。帰り道では感情的に怒鳴ってしまい後悔しますが、今後は厳しくしつけようと決意します。

 

翌朝、睡眠不足のアイさんを待っていたのは、レン君の癇癪。「おなかが空いた!」とぐずるレン君に「5分くらい待てないの?」と言うと、さらに声を荒らげます。アイさんはいつもより強い口調で注意し、レン君が悔しそうに黙る姿を見て「私って今までレンに甘過ぎたのかな……」と反省。

 

身支度を整えてキッチンへ向かうと、義母はすでに朝食の準備中。しかし、レン君がカップを倒し、朝食が台無しになってしまいます。ため息を漏らす義母を見て、アイさんはついに……。

 

追い詰められた母。ついに一線を越えて…

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

 

 

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

 

 

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

しつけだと思ってた/桃津もっち

反省する様子のないレン君に、アイさんはとうとう手を上げてしまいました。大泣きするレン君を前に、「これは暴力じゃない」「子どもをしつけるのは親の役目」と自分に言い聞かせるアイさん。


そんな姿を見た義母は、「やっと母親らしくなってきたわね」と笑顔を見せます。レン君を叩いた手のひらがジンジンと痛むなか、アイさんは「これで良いんだ」と自分を納得させるのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

義母から「子どもをしっかりしつけるのが親の役目」というプレッシャーを受け、アイさんは、自分の子育て方針と義母の考えとの間で苦しんでいるようにも感じます。特に、子どもをたたいてしまったあとの罪悪感は、とても大きかったのではないでしょうか。

 

子どもを叩いたり、恐怖心を与えて言うことを聞かせたりすることは、「しつけ」とは異なります。大切なのは、体罰で行動を抑えるのではなく、「なぜしてはいけないのか」「どうすればよかったのか」を、子どもの年齢や理解度に合わせて伝えていくこと。感情的になりそうなときには、ひとりで抱え込まず、周囲や専門機関を頼ることも大切です。

 

また、義母など身近な人との子育て方針の違いに悩んでいる方も多いと思います。そうした悩みについても、専門機関などに相談することで、自分がどのような子育てをしたいのか、考えを整理するきっかけになるかもしれません。

 

こども家庭庁では、子育てや親子関係について保護者も相談できる「親子のための相談LINE」を設けています。必要に応じてこうした相談先も活用しながら、子どもの気持ちにも寄り添い、伝えるべきことを根気強く伝えていきたいですね。

 

監修:塩﨑尚美先生(臨床心理士)日本女子大学 人間社会学部 心理学科 教授

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この記事の著者
著者プロファイル

マンガ家・イラストレーター桃津もっち

2010年生まれの長男、2018年生まれの長女を子育て中。ステップファミリーです。私自身と息子がADHD診断済み。ハプニング溢れる毎日をマンガにしています。

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