亭主関白の夫
しかし1人目を出産し、2年ほど経ったある日に事件が起きました。その日は私のパートが少し長引き、帰宅が30分ほど遅くなりバタバタしていました。帰宅した夫に「飯は?」「風呂は?」と言われてしまうほど回っていませんでした。
すると、とうとう夫が「おい! 俺だって手伝ってやってんのに何で何もできていないんだ!」と怒り始めたのです。その瞬間何かが私の中でプツンと切れ、気づいたら「あなたはおむつだけでしょ! しかも大きいほうは替えられないくせに、偉そうに言わないで!」と怒鳴っていました。
何年も静かに「はい」としか言わなかった私が言い返したことに驚き、時が止まったようでした。私の態度に驚いた夫は、そのまま静かに自分ですべて準備をし、ひと言も交わさず寝てしまいました。翌朝、起きてきた夫が「おはよう。今までごめん。俺がおかしかった」と謝ってくれたのです! その日から息子をお風呂に入れてくれたり「何やる?」と聞いてくれるようになりました。
その日以降、夫は変わりました。その事件からもう3年経ちましたが、今では掃除はすべて夫が担当しています。掃除が大好きになってしまい、自分の方が力が強いからすぐ終わるのと、私が他の家事に集中できるので余裕が生まれて家の雰囲気が良くなることを知ったそうです。夫からも「言ってくれてありがとう」と言われます。
著者:赤木 希/30代女性・パート/0歳女・5歳男を子育て中の母。趣味はドロドロドラマの鑑賞。特技は早食い。
イラスト:miyuka
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています