夏は良くなるのに冬は悪化のいたちごっこ
大きくなった湿疹は、特にお風呂に入るとかゆみがひどくなりました。かきむしりたい衝動をこらえながら、ドラッグストアでいろいろな市販薬を購入して試しましたが、どれも私には変化を感じられませんでした。
1つだった湿疹が悪化して複数になり、赤い斑点が出るようになったので、皮膚科を受診することに。医師に患部を見せると「湿疹ですね」と言われ、ステロイドの塗り薬を処方されました。1日1回患部に塗ったところ、2週間ほどであれだけ強かったかゆみと湿疹が治まり、夏場は快適に過ごすことができました。
しかし、冬になって空気が乾燥すると同じような場所に湿疹が出てきたため、再び皮膚科を受診しました。違う軟膏が処方されてそのときは治りましたが、冬になるとまた湿疹が復活してしまいました。3年間で3回、同じ皮膚科に通い続け、そのたびに薬が変わりましたが、特に疑問は感じませんでした。
湿疹が出て一番困ったことは、肌に密着する服を1日着ていると患部がボコボコして赤くなり、かゆみが増してくることでした。ニットが肌に触れるとかゆくなるので、新しいニットを買ってもたんすの肥やし状態。薄手のタートルネックセーターにネックレスを合わせるようなおしゃれな着こなしは、しばらくお預けとなってしまいました。
漢方を試してみたところ…
とある中医学の講座に参加したことをきっかけに漢方に興味を持った私は、通勤途中の駅に漢方の調剤薬局があったことを思い出し、試しに寄ってみました。相談窓口で皮膚トラブルに加え、更年期の症状と思われるホットフラッシュや動悸について相談し、2種類の粉薬を購入しました。
朝と夕食前に服用したところ、3日目には湿疹が治まり、かゆみも感じなくなりました。私の症状に合わせて選んでもらった薬は保険適用外で、2種類10日分の料金は5,000円でした。症状は改善しましたが、費用の負担が大きく、3カ月ほどで服用をやめました。
市販のクリームを試してみた結果
保険診療で漢方を処方してくれる病院を探し、受診しました。初診時に、これまで受診した病院や更年期の症状について伝え、聴診や脈の確認を受けました。医師によると、脈の状態も診察の参考にするとのことでした。
医師からは、加齢に伴う乾燥が皮膚の症状に関係している可能性があると説明されました。更年期の症状や皮膚トラブルに対して2種類の漢方薬が処方され、外用薬として皮膚の乾燥を改善するためのスプレー剤も処方されました。やっと自分に合う病院に出合えたとホッとしました。合計で1年3カ月ほど通院し、湿疹は少しずつ改善しました。
しかし保険適用でも薬代が1カ月3,000円強かかるのが気になっていました。更年期の症状はそれほど強くなく、主に湿疹を改善したいと考えていたため、費用面も踏まえて通院をやめることにしました。
そこで、テレビCMや新聞広告などで見た、乾燥によるかゆみなどに用いる市販薬に興味を持ち、ドラッグストアで購入していくつか試しました。その中で、私が最も症状の改善を感じたのは「メンソレータムADクリームm」でした。使い始めてから肌のボコボコした感じがほとんど気にならなくなり、今も使用しています。
まとめ
冬に繰り返していた湿疹には、空気の乾燥や年齢に伴う皮膚の変化が関係していた可能性があると感じています。突然湿疹が現れた背景には、年齢を重ねて皮膚が乾燥しやすくなったこともあったのかもしれません。
今回の経験を通して、年齢とともに皮膚の状態も変化していくことを実感しました。これからも年齢や肌の状態に合ったケアを取り入れながら、乾燥しやすい時期の皮膚と付き合っていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
著者:松本 なつめ/50代女性。天気や気圧の変化での更年期症状に悩むアラフィフ。好きな作家は吉村昭。
イラスト:サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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