毎日、家事に仕事に育児に追われ、忙しく過ごすママ。少しでも早い時間でさっと家事を終わらせて、「子どもと過ごす時間に増やしたい」「自分の時間を持ちたい」と願っているママも多いはず。特に家事は毎日のことなので、ほんの少しでも楽にできたらいいですよね。今回は、そんな家事の時間を短縮するテクニックをご紹介します!
時短料理!食材はまとめ買い&下ごしらえ
料理時間を短縮させるには、まず数日~1週間の献立を先に決めるのがおすすめ。あわせて食材はまとめて買い出しをして、買ってきた食材は下ごしらえをしておきます。野菜は料理に合わせて生のままもしくは茹でるなどして小分けにしたものを、肉や魚も使用しやすい量ごとにラップをして冷凍庫へ。ビニール袋に入れて、塩や塩麹、みそなどの調味料につけてしまうのもおすすめです。
下ごしらえの済んだ食材なら、あとは焼いたり蒸したりするだけで、かんたんに1品が完成します。離乳食も食材ごとにペーストにして、製氷器に流し入れておけば、使いたいときにレンジでチンして解凍すれば準備OK。また、よく洗った卵パックの片側に肉団子のネタを入れ、蓋をして輪ゴムで止めてシャカシャカ振れば、一度にたくさんの肉団子が手を汚さずに作れますよ。ちょっとした手間とアイデアが、時短調理へとつながります!
ポイントはお掃除グッズの置き場所!
毎日のお掃除はけっこう大変! 特にお子さんがいる家庭では「なんでこんなにゴミがたまるの?」と不思議になるくらい、床にゴミやほこりが落ちています。そんなときには“ちょこちょこ掃除術”がおすすめ。ママの手が届きやすいところに、コロコロやハンディモップ、フローリングワイパーなどを置いて置き、ゴミに気が付いたときにちょこちょこ拭き掃除。その都度、こまめに掃除するだけで、掃除機の回数を減らせますよ。
妊娠中に大きなおなかを抱えて掃除機をかけるのはひと苦労。また、出産後は赤ちゃんのお昼寝タイムに大きい音は出せないので、なかなか掃除機をかける時間がありません。だからこそ、少しでも回数を減らせたらうれしいですよね。お出かけやお散歩、買い物をしている間に、お掃除ロボに任せてしまうのも手ですよ!
空いた時間で効率的な洗濯を!
洗濯もちょっぴり面倒な家事のひとつ。だからこそ少しでも早く終わらせたいですよね。朝に洗濯をする方は洗濯機のタイマーを使うのがおすすめ。ママが起きる時間に洗濯が終わっていれば、あとは干すだけです。朝食のパンを焼いている間やベビーの授乳が終わってから、パパを送り出してからなど、空いた時間にサッと干してしまいましょう。洗濯機に乾燥機能が付いていれば、下着類は乾燥まで洗濯機にお願いして、起床後にたたむだけというのも効率的です。
特に子どもが保育園に行くと、洗濯物もどっさり。そんなときは洗面所に突っ張り棒をして、洗濯後はその場で干してしまうのがおすすめです。お部屋の加湿器代わりにもなりますよ。近くに新聞紙を一緒に干すと、乾きも早くなるので試してみてください。下着やパジャマ、タオルなど、毎日使うものは干したものから使っていけば、たたむ手間も省けちゃいます。
ママは年中無休! だからこそ早く家事を終わらせて、時間を有効に使いたいですよね。赤ちゃんが生まれると今までの生活が一変しますから、できることから少しずつ実践できるといいですね。わが子との大切な時間が少しでも増えますように!
著者:田中 リリー
子育て奮闘中のワーキングマザー。妊娠・出産・子育てに関する役立つ記事を執筆中。