姉が出戻り「私が住む!出て行って」私「わかった」→数カ月後「すぐ帰って来て!」SOSが届いたワケ

私は20代のシングルマザーです。仕事をしながら、3歳の娘と両親と暮らしています。
本当は娘とふたり暮らしをしたかったのですが、両親から家事を任され、家を出ないよう強く引き止められていたため、しぶしぶ同居していました。
姉と比較される日々
姉は自他ともに認める美人で抜群のスタイルの持ち主。愛想も良くて愛されキャラです。逆に私は、平凡な顔とスタイルで性格も引っ込み思案。小さいころから姉には見下され、両親には姉と比較され育ってきました。
私の唯一の心のよりどころは、電車で数駅離れた場所に住むやさしい祖父母。いつも私のことを心配してくれていて、月に1回くらいの頻度で会っていました。
突然実家に出戻った姉
そんなある日、姉が家に帰って来て「私、離婚したの。今日から私が住むわ! あんたの部屋もらうから、すねかじりは出て行ってくれる?」と言い放ちました。両親も姉の後ろでニヤニヤしています。お気に入りの姉が帰ってくるのであれば、私は用なしということなのでしょう。我慢の限界に達しました。
祖父母に連絡をしたところ、「うちにおいで」と言ってくれました。祖父母の家からなら職場にも通えたため、私は娘を連れ、荷物をまとめて家を出て行くことにしました。
祖父母の家では大切にしてもらい、私はようやく心から笑える日常を取り戻しました。娘もやさしい祖父母に愛情をたっぷり注いでもらい、毎日すごく楽しそうです。
私が家を出てから数カ月後、姉から突然電話がかかってきました。
姉からSOS!
「水道も電気も引き落としできてなくて、止められそうなの! 今すぐ帰ってきて!」
「それに家もぐちゃぐちゃなの! 片付けと掃除もお願いね!」
姉は焦った様子で言いました。
両親は家事が苦手で、掃除、洗濯、料理……すべての家事を私ひとりでやらされていたのです。私が去り、姉も家事が苦手なのですっかり家が荒れてしまっているよう。
実は、実家の公共料金や生活費のほとんどは、私の口座から引き落とされていました。両親は家計管理を私に任せきりで、どこから支払われているのかすら把握していなかったのです。
私は実家を出たあと、当然、私の口座からの引き落としも止めました。しかし両親も姉もその事実にしばらく気づかなかったようで、督促状が届いてようやく事態を理解したのでした。
これまですべて私がやってきたこと、もう戻るつもりはないと伝えると、「ごめんってば! いいから、すぐに帰ってきて!」となんとも軽すぎる謝罪。
そんなに都合のいいように使われては、たまったものではありません。私は両親と姉に縁を切ることを伝えました。
両親と姉の末路
その後も、両親や姉から何度も連絡が来ました。
「戻ってきてほしい」「家のことが全然回らない」「娘のためにも家族で暮らしたほうがいい」そんな都合のいい言葉ばかりでした。けれど、私が苦しんでいたとき、誰ひとり助けてくれなかったことは許しがたく、その連絡には応じませんでした。
その後わかったことですが、実は姉が離婚した理由は、姉自身の浮気でした。姉は慰謝料の支払いに追われ、苦労している様子です。
◇ ◇ ◇
一方、私は祖父母と一緒に穏やかであたたかい日常を送ることができています。これまで心の中に溜め込んでいた不満や悲しみは、祖父母の愛情に包まれながら少しずつ癒されています。祖父母は私と娘を大切にしてくれ、私はようやく自分自身を大事にすることができるようになりました。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、離婚して出戻ってきた姉に、自分の部屋まで明け渡すよう迫られた女性。両親も姉の味方をするなか、娘を連れて祖父母の家へ移り、ようやく安心できる居場所を取り戻すのでした。
続く2つ目のエピソードでは、新婚生活を立て直そうとしていた女性が、夫のスーツから見知らぬピアスを見つけます。不安になった彼女が真っ先に相談したのは、味方だと思っていた妹。しかし、夫と新居をめぐる違和感は、思いもよらない裏切りへとつながっていくのです……。
「新居は私が彼と住むんだよ♡」略奪宣言した妹と夫⇒「どうぞ?」地獄のどん底に突き落とした宣告

結婚して1年、私たち夫婦は新築のマンションの1部屋を借りることにしました。
お互い仕事が忙しく、すれ違いが続いた新婚生活でしたが、夫の転職を機にようやくその忙しさも落ち着き、夫婦の時間を取り戻しつつある時期でした。
そんな中、新居となるマンションの完成も近づき、私たちは入居できる日を今か今かと待っていたのです。
私には5つ年下の妹がいます。恋愛体質で付き合う相手が長続きしない妹は、今も独身のまま。なぜか私たちの新居に強い関心を持ち、「建設中のマンションを見てきたよ」と写真を送ってくるほどでした。
私は、妹が姉である私の幸せを自分のことのように喜んでくれているのだと、あのころは疑いもしませんでした。
ポケットの中の違和感
ある日、夫のスーツのポケットから女性物のピアスが出てきました。心臓が跳ねるような感覚の中、真っ先に相談したのは妹でした。
すると妹は「落とし物を拾って、届けるのを忘れただけじゃない?」「お姉ちゃんが悪いほうに考えすぎだよ」と笑い飛ばし、まずは夫に聞いてみるようすすめてくれました。
その言葉に少しだけ気持ちが落ち着いたものの、引っかかることがありました。転職して以前より早く帰れるはずの夫は、最近になってまた帰りが遅くなっていたのです。
妹は「転職したばかりで頼りにされているんだよ」と言ってくれましたが、心のどこかに小さなしこりが残りました。
違和感をそのままに…
それからの日々、私は気のせいだと思い込もうとしていました。しかし夫の帰りは一向に早くならず、スマートフォンを手放さなくなり、些細な質問にも曖昧な返事をするようになっていきます。
一方で妹は変わらずマンションの進捗を気にかけ、週末のたびに現場の写真を送ってきました。
最初は仕方ないと思っていた夫の態度にも、妹の不自然なほどの熱心さにも、違和感は募るばかり。けれど夫の浮気の決定打となる証拠もなく、妹への違和感の正体もわかりません。
自分の疑い深さを恥じる気持ちもあって、誰にも打ち明けられないまま時間だけが過ぎていったのです。
新居完成の日に
新居のマンションがついに完成した日のことです。喜びに浸るはずだったその瞬間、妹から思いもよらない言葉を告げられました。
「ごめんね、実はずっと彼と付き合ってたの。あの部屋、私が彼と一緒に住むんだよ♡」
妹は悪びれる様子もなく不倫を認め、当然のように新居で暮らすつもりだと宣言したのです。
頭が真っ白になりました。信頼していた妹が、自分の夫と関係を持っていたなんて……。
妹は私の容姿を見下す言葉を並べ、「慎重なお姉ちゃんが選んだ人だから間違いないと思った」と、まるで商品を品定めするような言い方をしました。
すべてが計画的だったのです。あまりの衝撃にその場を飛び出すことしかできませんでした。
反撃開始
数日間は食事も喉を通らず、悔しさと悲しさで眠れない夜が続きました。しかし泣いているだけでは何も変わりません。私は気持ちを奮い立たせ、冷静に状況を整理することにしました。
どうやら妹は、夫が高収入で、新居の家賃も難なく払えると思い込んでいたようです。しかし、わが家の家計を支えていたのは私でした。夫の年収は私の半分以下。到底この家の家賃を払い続けることなど不可能でしょう。
支払いが難しければ賃貸契約を解除するしかありません。妹が理想としている暮らしなど叶うはずがないのです。
私は弁護士に相談し、不倫の慰謝料請求と離婚に向けた手続きを進めました。感情に流されず、ひとつずつ法的に筋を通していくことが、私にできる最善の行動でした。
不倫カップルの末路
弁護士を通じて相応の慰謝料を請求すると、妹は慌てて連絡をしてきました。
「あんな金額、払えるわけがない」と取り乱す妹に、私は妹がまだ気づいていないわが家の家計について伝えることにしました。「あの家、結構家賃高いんだよね。住みたいなら支払い頑張って! あなたたちの収入で払えるのか、計算してみてね」
妹は泣きながら、幼いころから私に対してコンプレックスを抱えていたこと、努力せずに生きてきた自分への焦りがあったことを口にしました。けれど、だからといって姉の夫を奪ってよい理由にはなりません。
今回の件で両親からも勘当され、妹は家族を頼ることもできなくなりました。夫も事実を知った義両親から厳しい目を向けられ、同じような状況です。
結局、妹と元夫は新居に住む経済力がなく、賃貸契約を解約することになりました。元夫からは貯蓄をもとに慰謝料が支払われ、妹も分割で支払うことで合意しました。
その後の交渉はすべて弁護士を介することにし、私から直接連絡することは二度とありませんでした。今はようやく平穏な日常を取り戻し、自分自身の生活を前向きに立て直しています。
◇ ◇ ◇
「略奪婚」という身勝手な選択の代償は、決して安くはありません。人を不幸にした上で、自分が幸せになれるはずもないのです。
卑怯な手段で他人の宝物を奪っても、そこに残るのは誰からも祝福されない孤独と、逃れられない現実の責任だけ。因果応報という言葉の意味を、改めて痛感させられました。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回は、実の姉妹に大切な居場所を奪われそうになった女性たちのエピソードをご紹介しました。
姉も妹も、相手の部屋や新居を奪えば、そこにある幸せな暮らしまで手に入ると思っていたのかもしれません。けれど、家はただの場所ではなく、そこで積み重ねてきた暮らしや信頼、努力があってこそ成り立つものです。表面だけを横取りしても、その幸せまで奪うことはできません。
自分の幸せを踏みにじってまで、身内の身勝手に付き合う必要はありません。大切な居場所を守るために、ときには身勝手な相手との関係に区切りをつけることも、自分の人生を取り戻す一歩になるのではないでしょうか。