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産後初の生理でシーツまで汚れて…夜用ナプキン2枚でも防げず、受診してわかったこと【医師監修】

第1子を出産して初めての生理で、大量出血したときの話です。1日目から夜用ナプキンで対策しても間に合わないほどの出血量でした。出血は数日続き、貧血症状も表れ始め、不安に思った私は婦人科を受診することに。診察の結果、医師からある可能性を指摘されました……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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産後初めての生理で問題発生!

産後の生理が再開したのは、子どもが1歳のときに断乳し、それから1年がたったある土曜日の朝です。いつもどおり家事を終わらせてトイレに行くと、下着が不自然なほど真っ赤に! 私は突然の生理再開に驚きましたが、そのときは「やっと来たか」と思う程度でした。

 

産後の生理が再開する時期には個人差があり、授乳中は再開が遅れることもあるそうです。私の場合は、もともと生理不順で不妊治療をしていたこともあり、再開のタイミングが遅いことに違和感はありませんでした。産後1カ月健診でも子宮に問題はなかったため、出血量が多いのも、「生理再開までの期間が長かったからだろう」と勝手に思い込んでいたのです。

 

しかし、その後もナプキンを交換した瞬間から経血が漏れる感覚があり、確認すると、今まで見たことのないような量の出血が……。夜用ナプキンですら、1時間もたつと端から端まで汚れてしまい、さすがに「おかしいな」と感じ始めました。

 

一方で、いつもはある腹痛や腰痛といった生理痛がなかったため、このときは様子を見ることにしました。

 

2日目はさらに悪化、貧血症状まで表れて…

翌朝、起床するとシーツにまで大量の経血が付着する事態に。こうなることを予想して夜用ナプキンを2枚重ねにして対策していましたが、それでも防ぐことはできませんでした。その後も出血量が落ち着く気配はなく、椅子に座るのもためらってしまうほど。立ちっぱなしで過ごしながら、1時間おきにトイレへ行くような状況でした。

 

そして、徐々に頭がフワフワ、クラクラとして、視界が白っぽくなるように。産後直後に経験した貧血と同じ症状だったため、真っ先に「貧血になったかもしれない」と疑いました。すぐにでも横になりたいけど、横になると経血漏れが心配……。ナプキンの交換のために立ったり座ったりする動作もおっくうで、ただでさえナーバスになる生理が、余計につらいものになりました。

 

幸か不幸か、日曜日だったため夫婦ともに仕事は休み。家事や育児はある程度夫に任せることはできますが、次の日までに改善されなければ仕事がまともにできません。

 

病院の受診が頭をよぎったものの、かかりつけの婦人科は休診日だったため、救急外来に相談すべきか悩みました。この日は、なんとか安静にして過ごしました。

※ナプキンが1時間ほどでいっぱいになる出血が数時間続く場合や、めまい、ふらつき、視界が白くなるなどの症状を伴う場合は、速やかに医療機関へ相談する必要があります。

 

 

検査で明らかな異常は見つからず、医師から意外な質問が

月曜日になり、仕事を休んで婦人科へ行きました。まず採血でヘモグロビン値を確認し、子宮に明らかな異常がないか診察を受けることになりました。

 

検査の結果、ヘモグロビン値は低かったものの、鉄剤の注射や内服薬が必要なほどではないとのことでした。診察では子宮に明らかな異常は見つからず、今回の大量出血につながる病気は確認されなかったとのことでした。

 

自覚している症状のつらさとは裏腹に、貧血に対する治療は必要ないと聞いて拍子抜け……。しかし、初めての経験に、どこか安心できませんでした。

 

すると、医師から「最近、大きなストレスを感じていませんか?」と問われ、私は復職したことや、育児を巡る夫婦喧嘩が増えたこと、育児疲れもあるかもしれないことを話しました。

 

医師は、「それらすべてが原因だと言い切れませんが、大きなストレスを感じるとホルモンバランスが崩れ、生理に影響を及ぼすこともあります」と説明。生理とストレスの関係は知っていたものの、自分が該当すると思っていなかった私は、医師の言葉に納得しました。

 

その日は出血を抑える薬を処方され、とにかく自分をいたわること、しっかり休養することが重要だと言われて帰宅。その後2~3日かけて、徐々に出血量は減少しました。

 

それ以降も医師のアドバイスを意識し、仕事や家事をセーブしながら過ごしていると、翌月の生理はいつもどおりの出血量に戻りました。ストレスが影響していた可能性もあるのだと感じました。

 

まとめ

今思えば、生理が再開する少し前から、体調が優れないことが続いたりイライラすることが増えたりと、体のSOSサインはあったように思います。しかし当時は、育児や仕事に忙しく、体の変化に気付けていませんでした。

 

今回のことで、自分の体を守れるのは自分だけだと反省。検査では大きな異常は見つかりませんでしたが、大量出血や貧血症状のつらさは、二度と経験したくありません。この件をきっかけに、日ごろから自分の体と向き合い、少しでも疲れを感じた時点で対処するよう心がけています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:駒形依子先生(こまがた医院院長)

著者:石川 ももこ/30代女性・主婦。単身赴任夫と2歳娘の3人家族。ワンオペ育児も慣れてきた。おちゃらけてみせる愉快な娘に、日々笑わせてもらっている。

イラスト:もふたむ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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