家庭ですぐにできる台風・大雨などの災害対策3つのポイント

梅雨の終盤には前線の活動が活発になり、短時間に激しい雨が降ったり、同じ地域で雨が長く続いたりすることがあります。
梅雨明けを迎えた地域でも、突然の豪雨や台風によって、川の氾濫や浸水、土砂災害が発生するおそれはあります。
2018年7月には、西日本を中心に記録的な大雨となった「平成30年7月豪雨」が発生し、各地に甚大な被害をもたらしました。
大雨や台風が増えるこれからの季節に備えて、今のうちに家庭の防災対策を見直しておきましょう。
①水のう、土のうの準備
大雨で想定される被害は何だと思いますか?
そうです、浸水問題。
主な原因は、大雨や台風による「河川の氾濫(外水氾濫)」と都市部では排水能力を超える雨の影響で起こる「内水氾濫」。
この浸水対策として、役立つものが「水のう」と「土のう」です。
マンションにお住まいの方は高さがあるので不要ですが、一軒家なら用意しておきたいアイテム。
「土のう」とは?

「土のう」はその名のとおり、布やポリエチレン製の袋に砂や砂利を詰めたもの。
台風や大雨の直前に自治体が配布してくれることもあれば、定期的に常設している地域もあります。
また、配布方法も異なり、作製済みの土のうを配布する市町村があれば、土のう作製場所で各自作製する場合もあります。
他には、一世帯あたり○袋までと数の制限があることも。
だからこそ、配布等は自治体によって異なるので確認が必要です!
ぜひお住まいの自治体に確認してみてください。
それに比べて、「水のう」は土のうの代わりにビニール袋に水を詰めて作ったものになります。
中身が水なので家庭で簡単に作れ、片付けも流すだけなので外出が難しいようであれば「水のう」で対策してみてください。
販売されている防災アイテムもかしこく活用してみて
今回調べていると、水のうや土のうとは別に「簡易型止水シート」という玄関ドア内側に取り付けるアイテムも開発されているようでした…!
これ一つで安心というよりは、アイテム同士を組み合わせながら対策してほしいと思います。
②貴重品を守る備え

雨の中避難所に避難もしくは、移動する場合気を付けて欲しいのが水濡れ問題。
レインコートを着用していたとしてもリュックの中の貴重品が無事とは限りません。
大切な中身が濡れてしまうのは避けたいところ。
万が一濡れて困らないためにも貴重品や写真、家電(スマートフォン、モバイルバッテリー等)はジッパー付きの保存用袋に入れたり、ビニール袋に入れて水濡れ対策をしてみて。
③車の移動

危険なのは家だけではありません。
大雨による万が一の車の水没も避けたいですよね。
水害による車両保険で補償が出る場合もありますが、そもそも崖や川等に近い場所に置くのは危険なので対策したいところ!
その場合は、浸水や冠水リスクの低い高台や立体駐車場へ事前に移動させておくことも考えておきたいですね。
移動の際は水が溜まりやすいアンダーパスには気を付けて!
水害から守るためにできること【台風・大雨などの災害対策】

今回の記事では、家庭ですぐにできる台風・大雨などの災害対策3つのポイントについて防災士が解説しました。
対策方法を知っているだけでも違います!
もしものために私たちができること、梅雨シーズンに入る前に意識しておきましょう!
もちろん、大前提として危険が伴いますので大雨の際は、川や河川に近づかないことが何より重要です。
また、土砂災害も危険なので、土砂災害警戒区域に住む方は大雨警報(土砂災害)の発表や「警戒レベル3」が発令されたら避難準備を始めましょう。
ただし、屋外の移動が危険な場合は、家の中の安全な場所へ移動する「垂直避難」を!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。