義母の食事会での振る舞いにあ然としたワケ
ある日、長男夫婦と同居している義母から突然、連絡がありました。
「○○ちゃん(長男)たちとご飯を食べに行く予定だったけど、行けなくなったから来て」
私は思わず、「それなら予定をキャンセルすればいいのでは?」と思いました。ただ、夫が行くことを了承したため、私も子ども2人を連れて出かけることになりました。
待ち合わせ場所に着くと、義母は夫の姿を見てうれしそうに笑っていました。一方、数カ月ぶりに会う孫たちには、あまり関心がない様子。声をかけることもなく、私は少し違和感を覚えました。
向かったのは、お寿司屋さんでした。子ども向けのお店ではなく、高級店。子どもたちが食べられそうなものも、あまりありません。席に着いてからも、義母は「○○ちゃん(夫の名前)は何を食べる?」と夫のことばかり気にしていました。
子どもたちには「食べたいものがあったら言って」と声をかけたものの、義母がこちらにメニューを回してくれることさえありません。結局、私と子どもたちはちらし寿司だけを注文。その隣で、夫と義母はビールを飲み、刺身や天ぷらも頼んでいました。さらに驚いたのは、会計のときです。
誘ってきたのは義母でしたが、会計になると「じゃあお会計よろしくね」とひと言。夫も特に断らず、家計用の財布を持っていた私が、そのまま全員分の食事代を払うことになったのです。
帰宅してから、あの食事会のことを何度も考えました。義母は、久しぶりに息子と食事ができることがうれしかったのかもしれません。ただ、夫の食べるものばかりを気にかけ、私や子どもたちへの配慮がほとんどなかったことには、寂しさが残りました。誘われて出かけたのに、最後は会計まで任されたことには、今も釈然としない思いがあります。
それ以降、義母から食事に誘われたときは、場所や会計のことを事前に確認するようになりました。また、この出来事を通して、自分が将来、子どもや孫と接するときにどうありたいかを考えるようになりました。誰か一人だけを気にかけるのではなく、その場にいる人みんなが心地よく過ごせるようにしたいと思っています。
著者:花田真紀/30代女性/子ども2人の母。介護施設に勤務中。愛犬と過ごす時間が癒し。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)