夜「冷房・除湿どっちがいい」論争

夏にエアコンをつけるとき「冷房」と「除湿」のどちらにすべきか迷ったことはありませんか?
特に、途中で変えられない「夜」につけるとなると、いつも通り冷房をつけるべきかはたまた除湿の方が節電になるのか……。
気になるものの、正解が分からないという方もいるはずです。
夜の「冷房or除湿」その正解は……?

ダイキンの公式ページの「蒸し暑く不快な夜はどうするの?」という部分の回答には、以下のように記載されています。
・つけっぱなしにはしたくない人
就寝前に部屋を27℃まで冷やしておき、「切タイマー」を3時間に設定しましょう
・一晩中エアコンを使う人
温度設定を28℃以上とし、除湿運転で湿度設定を50~60%以下にしましょう
(引用:ダイキン「冷房と除湿、どう使い分けるのが効果的?」)
そもそも、冷房と除湿では目的が異なります。
- 冷房……室温を下げる
- 除湿(冷房除湿も含む)……湿度を下げる
夜にどちらを使うべきか迷ったら、不快感の原因を考えてみましょう。
室温が高く「とにかく暑い」と感じるなら冷房運転がおすすめ。冷房は部屋の温度を効率よく下げられるため、暑さによる寝苦しさを解消できます。
一方、湿度が高くジメジメしたり、気温はそれほど高くないのにベタつきが気になったりするときは、除湿運転が向いています。
湿度を下げて空気がカラッとすると、快適に過ごしやすくなります。
まとめると、暑さが原因なら冷房、湿気が原因なら除湿が基本。はっきり「どっちが正解」とはいかなくて、その日の気候に合わせて冷房と除湿を使い分けましょう。
ちなみに「電気代の差」は機種によって違う
結論から言うと、冷房と除湿にかかる電気代は、エアコンの機種や除湿方式によって異なります。
パナソニックの場合は、消費電力が同じなら、冷房と除湿の電気代は同じです。しかし「再熱除湿」の場合は、冷房と比べて除湿にかかる電気代が約1.2倍高くなるとされています。
このように、除湿の方が電気代が高くなる場合もあるため、部屋の環境やその日の天候に合わせて、冷房と除湿を上手に使い分けることが大切です。
エアコンは立ち上がりのときに電気代がかかる

エアコンは運転を開始した直後に最も電力を消費するといわれています。
そのため、必要以上に電源を入れたり切ったりするのではなく、適切な運転を続けることも節電につながります。
冷房と除湿はどちらも夏の夜に欠かせない機能ですが、役割はそれぞれ異なります。今年の夏は、その日の暑さや湿度に合わせて上手に使い分け、ぐっすり眠れる夜を目指しましょう。