元妻から突然の督促電話
「マンションのローン、督促状が来たんだけど! 早く払ってよ!」
電話に出るなり、元妻は一方的にまくし立ててきました。あまりに唐突で身勝手な口調に、私は一瞬言葉を失いました。
離婚時、元妻は「どうしても今のマンションに住み続けたい」と希望しました。もともとローンの主債務者は当時収入が多かった元妻で、私は収入合算のために連帯保証人になっていました。
しかし、離婚にあたって後々のトラブルを避けたかった私は、弁護士や金融機関に相談。そのころには元妻の収入も上がっていたことに加え、元妻の両親の支援もあったようで、金融機関の審査を経て、元妻単独のローンに組み直すことができました。こうして私は、連帯保証人から正式に外れる手続きをきっちり済ませていたのです。
私が「離婚時に、私は連帯保証人から外れているよ。こちらに支払い義務はない」と事実を伝えると、元妻は逆上しました。
「そんなの納得してない! 元夫なんだから助けなさいよ!」
元妻の両親に連絡すると…
どうやら彼女は契約の仕組みをきちんと理解しておらず、「私が払えなくなったら、元夫が払うもの」と勝手に思い込んでいたようです。これ以上は話が通じないと判断した私は、感情的に言い返すのをやめました。そして、最低限の連絡先として残していた元妻の両親へ連絡することにしたのです。
「娘さんのもとに住宅ローンの督促状が届いているようです。私にはすでに支払い義務はありませんが、ご家族でも状況を確認されたほうがいいと思います」
冷静にそう伝えると、驚いたご両親はすぐに元妻を問い詰めました。するとそこで、思わぬ事実が発覚したのです。
なんと元妻は、単に生活が苦しくて住宅ローンを滞納していたわけではありませんでした。生活費やローンに充てるはずのお金を、あろうことか「ホスト通い」に使い込んでいたのです!
元妻の身勝手な要求に終止符
元妻は私にすべての責任を押しつける気満々でしたが、離婚時の書類には「マンションの権利もローンも元妻側に移すこと」「私が連帯保証人から外れていること」が明確に記されています。私はすぐさま弁護士を通じて、「今後、ローンの支払いを求める連絡は一切控えてほしい」と正式に通達しました。
両親から厳しく叱責された元妻は、マンションを手放すか、滞納分を自力で整理するか、厳しい選択を迫られることになったようです。後日、私は元妻の両親から、その後の経緯について報告を受けました。
その後、私のスマホに元妻からの着信がありましたが、私はただ画面を見つめるだけで、もう電話には出ませんでした。身勝手な元妻のトラブルから解放され、私はようやく過去のしがらみを完全に断ち切ることができたのです。
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住宅ローンや連帯保証人に関する取り決めは、離婚後の生活にも大きく関わる重要な問題です。たとえ家族や元夫婦という関係であっても、口約束や思い込みだけで責任を押しつけることはできません。
お金や契約に関わることは、感情だけで判断せず、書面に残したり、必要に応じて弁護士や金融機関などの専門家に相談したりすることが重要になります。後々のトラブルを防ぐためにも、曖昧なままにせず、きちんと確認しておきたいですね。
【取材時期:2026年7月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。