教えてくれたのは...タイガー魔法瓶"中の人"

- タイガー魔法瓶 商品企画第一チーム 炊飯器企画担当 辻本 篤史(つじもと あつし)さん
保存したごはんでも、温め方を工夫すれば炊きたてのような食感を取り戻せます。
冷蔵・冷凍ごはんにひと手間を加えて、ごはんの風味や食感を最大限に楽しんでみてください。
冷やごはんを温める方法

冷蔵したごはんを電子レンジで温める際は、600Wで1分ほど加熱し、その後10〜20秒ずつ追加して調節しましょう。
霧吹きの水や氷を加えてしっとり!
ごはんは冷蔵すると水分が抜けて固くなりやすいです。
表面に、食品用の清潔な霧吹きで軽く水をかけるか、氷を1個のせてラップをかけてから加熱すると、ごはんに水分が補給されてしっとりした仕上がりになります。
冷凍ごはんの解凍方法

冷凍ごはんをおいしく食べるためには、解凍方法にも注意しなくてはなりません。
電子レンジで解凍する際、「解凍機能」では十分に温まらないため、解凍機能ではなく「あたため機能」で温めましょう。
- 冷凍ごはんをラップに包んだまま、電子レンジに入れます。
- 600Wで30秒〜1分ほど加熱し、箸でほぐせるくらいやわらかくなったら、耐熱性のあるお茶碗に移します。
- ごはんを箸でほぐして余分な水分を飛ばしたあと、ふんわりとラップをかけ、再度600Wで2分程度温めます。
このように2回に分けて温める「二段階加熱」を行うと、余分な水分が飛び、べちゃつきを抑えられます。
※ごはんの量に合わせて加熱時間は調節してください。
蒸し器を利用すればしっとり仕上がる

保存したごはんをしっとりした食感に仕上げたい場合は、蒸し器を利用するのもおすすめ。
冷凍ごはんをラップから外し、表面に少量の水をふりかけてクッキングシートにのせ、10分ほど蒸すと、ふっくらと解凍できます。
※ごはんの量や蒸し器の状態に合わせて、加熱時間を調節してください。
冷やごはんを使ったおすすめレシピ
冷やごはんのおいしい温め方を知ったところで、冷やご飯を使ったレシピも合わせてチェックしましょう!
今回は、料理研究家・土井善晴さんが俳優・星野源さんに教えたという絶品レシピをご紹介します。
土井善晴さん「しらすの焼き飯」の作り方

ライターの安達春香さんが、『家事ヤロウ!!!』で料理研究家・土井善晴さんが紹介していた「しらすの焼き飯」のレシピを再現してくれました。

材料(1~2人前)
- 白ねぎ…1本(100g)
- 卵…1個
- しらす…50g
- 冷やご飯…200g
- サラダ油…大さじ1
- お湯…大さじ1
作り方①具材を準備する

白ねぎに割り箸を添え、下まで切り落とさないよう斜めに切り込みを入れます。ひっくり返して裏側も同じように切りましょう。

端から薄く切って粗いみじん切りにします。
卵は溶いておきましょう。
作り方②ごく弱火でご飯を炒める

サラダ油を熱したフライパンに溶き卵を入れ、すぐ冷やご飯を加えて弱火でゆっくり炒めます。
炒めるといっても、ひっくり返して軽く崩すだけ。ご飯が熱くなると勝手にほぐれるので、あまり触らないほうがいいそうです。
石焼ビビンバやお餅と同じように、ご飯1粒1粒にしっかり焼き色をつけましょう。
このレシピで一番大切なのが、火加減。プロは強火で煽ってご飯の水分を飛ばしますが、家庭用のコンロでは再現できません。
じっくり弱火で加熱して「いかに火と仲良くするか、ご飯と会話するか」が重要なのだとか。
作り方③しらすを加えてなじませる

ご飯を十分に焼き炒めたら、しらすを加えてなじませます。このときも優しく混ぜるようにしましょう。
焼き飯作りに挑戦していた松たか子さんは、土井先生から「ちょっと触りすぎ!」と怒られていました。
作り方④白ねぎとお湯を加える

白ねぎを入れて軽く炒め、お湯を加えます。ご飯がつぶれないようにそーっとお皿に移したら出来上がり!
じっくり焼いてゴワゴワになったご飯も、白ねぎの水分とお湯でふんわり戻りますよ。
弱火で焼き飯が作れるなんて驚きです!この方法なら、お米や具材を焦がしてしまう心配がないですね。(編集部)
ひと手間で炊きたて感が復活!
冷やごはんはレンジ加熱時に霧吹きで水をかけたり、氷を1個のせたりすることで、加熱中に水分が行き渡り、しっとりとした仕上がりになります。
「解凍機能」ではなく「あたため機能」を使い、途中で一度お茶碗に移して箸でほぐす「二段階加熱」を行うと、余分な水分が飛んでべちゃつきを防げますよ。
ちょっとしたコツを取り入れて、保存したごはんもおいしく味わってくださいね。