初めての遊園地デートで見栄を張った僕
高校生のころ、初めて彼女と遊園地へデートに行くことになりました。実は僕は絶叫系が大の苦手。それでも、彼女の前でカッコ悪いところを見せたくなくて、苦手だとは言い出せませんでした。
ところが、入園して最初に彼女が言ったのは、「絶叫系から乗ろう!」というひと言。僕は見栄を張って、「もちろん!」と笑顔で答えてしまいました。
最初のジェットコースターを何とか乗り切ると、彼女は「もう1回乗ろう!」と大喜び。さらに別の絶叫マシンにも次々と乗ることになり、引き返すタイミングを完全に失ってしまいました。
無理をした結果、ついに限界が…
絶叫マシンに立て続けに乗ったころには、完全に気分が悪くなっていました。それでも「大丈夫」と言い続けていましたが、ベンチに座った瞬間、立ち上がれなくなってしまったのです。
「本当に大丈夫?」
彼女は心配そうにスポーツドリンクを買ってきてくれました。その姿を見て申し訳ない気持ちになり「最初から苦手って言えばよかった……」と後悔しました。
少し休んで体調は回復しましたが、その後に待っていたのはお化け屋敷でした。
最後は彼女を置いて逃げることに…
「これは平気だろう」と思い、お化け屋敷へ入りました。ところが、暗闇の中で突然目の前にお化けが現れた瞬間、「うわぁぁっ!」と思わず大声を上げ、そのまま出口まで全力疾走。気づけば、彼女をお化け屋敷の中へ置き去りにしたままでした。
少し遅れて笑いながら出てきた彼女は、「逃げるの早すぎ!」と大笑いしていました。
カッコいいところを見せるつもりが、絶叫マシンではぐったりし、お化け屋敷では彼女を置いて逃げるという散々な結果に。当時は恥ずかしくてたまりませんでした。
後日、彼女から「無理してカッコつけなくても、そのままでよかったのに」と笑いながら言われました。
この経験を通して、相手によく見られたい一心で無理をするよりも、苦手なことは素直に伝えたほうが、お互いに楽しい時間を過ごせるのだと学びました。
著者:高橋隼人/20代男性・会社員。趣味はゲームと散歩。普段はインドア派ですが、たまに思い立って遠出したくなる性格です。
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!