生理を隠したかった私
生理になったことを親に隠していため、自宅にあった生理用品を使うことができませんでした。私は、生理がくるたびにトイレットペーパーを何枚も重ねて経血をしのぐことに。
しかし、当然ですが経血量が多い、生理2、3日目などは、トイレットペーパーでは耐えきれず……。経血が漏れ、服を汚してしまうこともありました。
ただ、それでも母に言い出せなかった私は、汚してしまった服を、親に内緒でこっそりと洗っていたのです。
そんなある日のこと。ナプキン替わりに使用していたトイレットペーパーをトイレに流したところ、ちゃんと流れていなかったよう。
後にトイレに入った際、赤く染まったトイレットペーパーを目にしたのであろう母親から、「もしかして、生理きてる?」と聞かれ、そこで私は初めて母に生理のことを打ち明けることになったのでした。
◇ ◇ ◇ ◇
母もまったく気付いていなかったようで、トイレが流れなかった事件のときに生理が始まったとずっと思っているのではと感じます。
今思えば、なぜそこまで生理を言い出せなかったのか、大人になった今でもわかりませんが、そこまで知識もなく、当時は恥ずかしさが勝っていたのだと感じます。だからこそ、生理についての教育の大切さを、改めて感じています。
著者:佐原美和/40代女性・女性が多い職場で勤務している。夫と息子と3人家族。
イラスト:マメ美
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年9月)
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