優先駐車場に停めることを怒る夫婦
車を降りて店へ向かおうとした、そのときです。70代くらいの男性がこちらへズカズカと歩いてきて、「アンタらみたいな若いのが、なんでここに停めるんだ!」と大声で怒鳴ってきました。
あまりに突然のことで、私は驚いて言葉が出ませんでした。すると夫が「妻は妊娠中なんです」と言ってくれました。ところが、男性と一緒にいた70代くらいの奥さんらしき女性は「妊娠中はたくさん歩いたほうがいいのよ」と言ったのです。
私が戸惑っていると、夫が毅然とした態度で説明しました。
「ですが、妻は切迫早産と診断されていて、できるだけ歩かないよう医師から言われているんです」
すると、2人は気まずそうな表情になり、そのまま立ち去っていきました。私はホッとした反面、事情も知らずに責められたことが悲しく、複雑な気持ちになりました。
その後、出産予定日より1カ月早かったものの、無事に次女を出産。これまで3人の子どもを妊娠・出産しましたが、優先駐車場の利用で見知らぬ人から指摘を受けたのは、この一度きりです。
当時はバッグにマタニティマークを付けていました。今回のことで、見た目だけでは事情が伝わらないのだと改めて感じ、その後は車にもマタニティマークのマグネットを貼るようにしました。妊娠中は、おなかの大きさや体調に個人差があり、見た目だけではわからない事情を抱えている人もいると思います。そして何より、私自身も人を見た目だけで判断せず、「何かしらの事情があるのかもしれない」と一度立ち止まって考えることの大切さを改めて感じた出来事でした。
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妊娠中の適度な運動は、経過が順調な妊婦さんには勧められることがあります。一方、切迫早産気味の時期は、歩き回るなど、少しの負荷でも症状が悪化することがあるため、運動や外出は慎重にしたほうがよいでしょう。妊娠中の体調や適切な活動量には個人差があるため、「妊婦さんはたくさん歩いたほうがよい」と一概には言えません。医師や助産師から生活上の指示を受けている場合は、その指示に従いましょう。
また、妊娠中の体調や抱えている事情は、外見だけではわからないこともあります。妊婦さんを見かけたときは、決めつけたり責めたりせず、必要に応じて「何かお手伝いできることはありますか」など、相手を気遣う声のかけ方ができるとよいですね。
著者:柚木彩/40代女性/2012年生まれの長女、2015年生まれの次女、2017年生まれの長男と夫と5人暮らし。子育てに奮闘しながら、ライティングの勉強中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています