体調に大きな変化はなく、いつもと変わらない日々を過ごしていたみなさん。産婦人科で陣痛促進剤を使えば、そのまま出産を迎えることになるだろうと考えていました。
病院へ向かう直前、みなさんは夫と散歩がてら近くのスーパーへ。しかしその帰り道、突然、体に力が入らなくなってしまったのです。
「体に力が入らない」帰り道で突然の異変











「どうした?」
夫はみなさんの異変にすぐに気づき、声をかけました。
陣痛が来たのかと心配する夫に、みなさんは「そうじゃなくて、からだ全体に力が入らない」と答えます。急いで帰ろうとしたそのとき、みなさんはその場に倒れ込んでしまいました。
周囲が騒然とする中、駆け寄ってきたのは中年の女性。みなさんが妊婦だとわかると、「車で送るわよ」と声をかけ、夫婦を自宅まで送り届けてくれたのでした。
◇ ◇ ◇
妊娠中は、血液量の変化や血圧の低下などにより、めまいや立ちくらみが起こりやすく、場合によっては失神することもあります。今回のみなさんのように、突然「体に力が入らない」、倒れてしまうといった症状が現れた場合は「妊娠中だからよくあること」と自己判断せず、かかりつけの産婦人科へ連絡し、医師や助産師の指示を仰ぐことが大切です。
また、意識がない、意識がもうろうとして受け答えができないなど、緊急性が高い場合は、救急車を呼ぶなど状況に応じて対応しましょう。判断に迷った場合は、救急相談窓口「♯7119」を利用できる地域もあります。
それまで体調に大きな変化がなくても、妊娠中は思いがけず体調が変化することがあります。いざというときに慌てないためにも、緊急時にはどう行動するのかを、あらかじめ夫婦で確認しておくと安心ですね。
監修:関根直子(助産師)
いもやまようみんさんの最新投稿は、Instagramから更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
いもやまようみん
